ニュージャージーで開催されたハードコアを旨としているPPV。
メインはダニエルブライアンとケインによる「何でもアリ」形式の世界戦でした。
とりあえずExtremeでHolyShitなムーブを織り交ぜなきゃいけないこの大会。
世界王者ダニエルブライアンは、WWEの専売特許である駐車場乱闘を経てTOYOTAのフォークリフトでケインをリングにブッコミ入れるという荒業を披露します。
一方、テーブルにガソリンをぶちまけて着火マンで火を点けるという消防法スレスレの暴挙をカマしたケイン。
もちろんその真っ赤に燃えるテーブルに自らがブッコまれるまでが赤い処刑マシーンのExtreme芸です。
試合はブライアンが勝利したのですが、歴戦の消耗でガチにクビが悪くて手術をするというネタバレ情報が。7月の日本公演参戦リストからも名前が消えており何とも心配です。
絶対王者の代役は誰になるのか?
転んでもタダでは起きないWWEの底力を見せてほしいものです。
①RVDvsスワガーvsセザーロ
「ECW」のRVDとポールヘイマンが絡む3WAY勝ち抜きマッチは、ヘイマンの新顧客・アントニオセザーロが順当に勝利。これはエクストリームの創造者であるハゲデブに対するWWE流の敬意と解釈します。
②アレクサンダールセフvsRトゥルース+ウッズ
ルセフの美人マネ・ラナ嬢がプーチン露大統領への政治的リスペクトを表明。これを受けたお客さんの「USA」コールを軽く流して圧勝したルセフですが、彼はそもそもロシアじゃなくブルガリアの怪人ギミックだったような…。
③IC王座戦:ビッグEvsウェイドバレット
中堅メンバー総出のトーナメントを勝ち抜いて挑戦権を手にしたウェイドバレットが、一発ツモで4度目のICタイトル奪取。会場人気でも完敗だったビッグEにとっては、文字どおりの「バッドニュース」となってしまいました。
④シールドvsEvolution
新旧最強3人衆による一戦は、シールドがイケメン担当・レインズのスーパーマンパンチで見事にスキルアップを達成。ちなみにこの試合のスポットは、2階席からのプランチャを披露したシールドの地味メン・セスロリンズが持って行きました。
⑤金網戦:ジョンシナvsワイアットファミリーのデブ大将
キモくて汚いワイアットファミリー相手でもお客さんから「Boooooo」の仕打ちを食らってしまうジョンシナ。ワイアットに洗脳された謎のチビっ子=ジョニー坊やに撹乱され苦渋の敗戦です。
⑥ディーバ王座戦:ペイジvsジミースヌーカの娘
唐突なゴリ押しでAJリーを引きずり下ろした史上最年少王者・ペイジ。どう見ても強そうなタミーナスヌーカを下しゴリ押し継続をアピールします。