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2012/07/21

新・座頭市Ⅲ #5「ふたおもて蝶の道行」

録画した日〔2012/3/16:BSフジ〕

売れないピン芸人と漫才コンビを組むことになった座頭市。
謎の訳あり女・松尾嘉代を巻き込んで、三人で珍道中を繰り広げます。
前回#4の郷ひろみ抜擢で座頭市的なイケメンしきい値を超えてしまったのか、この回のゲスト=お笑い芸人役はどん兵衛・川谷拓三でした。

座頭市が漫才にチャレンジ、しかも相方は芸達者・川谷拓三という、ファンにとっては期待度MAXの面白シチュエーション。
しかし漫才シーンはほんの僅かで、なんだかどうもキレのないストーリーでした。
ヒール役は松尾嘉代を付け狙う峰岸徹だったんですが、対座頭市のポジショニングが微妙。
やっぱり、わかりやすいヒールがいてこその座頭市なのかなぁ、と再認識です。

お約束のガツ食いシーンには「ゆでたまご」が初登場。
ハードボイルド・座頭市、ゆでたまごもハードボイルドだったようです。

新・座頭市Ⅲ #4「あした斬る」

録画した日〔2012/3/15:BSフジ〕

なんと郷ひろみが登場。
監督・座頭市は、エリート藩士の名を捨てたクールでハードでイケメンな知性派アウトロー(座頭市に斬られない保証付き)という破格の超VIP待遇で、このNo1アイドルを迎えます。
当然の如くカッコイイ、剣士姿のヒロミゴー。
しかし、いかんせん「声」が時代劇とは別次元…。
座頭市サイドが用意した渋いセリフを、”ぼくたち男の子”ライクな甘いヒロミボイスで次々破壊していきます。
しかしストーリーは、座頭市が川にブチ込まれる面白シーンなどもあり安心のハイクオリティ。
ラストは2人で悪徳ヒール軍団をメッタ斬りの大団円でした。

監督・座頭市は、昭和のご婦人向けにセクシーユー(モンローウォーク)な入浴シーンもリリース。
ヒロミも芸能人水泳大会で鍛えた肉体美を惜しげも無く披露します。
当時のトップアイドルを、アウェイの時代劇に引っ張り出して脱がしまでした座頭市。芸能渡世での力のほどがうかがえる豪腕キャスティングでした。

2012/07/20

SONGSスペシャル「桑田佳祐の歌ってガッテン!」

録画した日〔2012/7/18:NHK総合〕

NHKの看板「ためしてガッテン」とのコラボレーションで、エロジジイ・桑田佳祐のソロ活動にスポットを当てた番組。
立川志の輔師匠や山瀬まみといった「本家」ガッテン軍も、愛のある全面協力でこのアホバカ企画を盛り上げます。
スタジオライブで披露したソロデビュー曲「悲しい気持ち」から今年で25年との事。当時高校1年だった私は、この曲が入った名盤「KeisukeKuwata」を何度も何度も聴きました。
世に出たばかりの新媒体”コンパクトディスク”で…。

相変わらずパープー野郎の桑田佳祐。
しかし「歌手」としてズバ抜け過ぎた存在であることは言うまでもないでしょう。
特に1985年「kamakura」→86年クワタバンド→87年ソロデビューの流れは濃密。この3年間だけで”史上最強”を名乗っていいレベルです。
ちなみにその後の、88年サザン復活「みんなのうた」→89年「女神たちへの情歌」→90年稲村ジェーン「真夏の果実」「希望の轍」も思い出補正込みではありますが、私にとって圧倒的なエンターテイメントでした。
言葉遊びの面白さ、横文字のカッコ良さ、風刺、下ネタ、バラードなどなど、10代の私に音楽の素晴らしさ叩き込んでくれたフィーリングのボス。
「YoungLove」以降、社会人になってから何となく離れてしまったんですが、「人気者で行こう」あたりから聴きこんでみようと思います。

2012/07/19

新・座頭市Ⅲ #3「市の耳に子守唄」

録画した日〔2012/3/14:BSフジ〕

押し込み強盗で手配中の妊婦・大信田礼子と道中を共にすることになった座頭市。
共犯者のDV夫は、口封じのために彼女を付け狙います。
やさぐれてるようで本当はピュアな女性との珍道中。TV版座頭市のお得意パターンです。
今回は、おせっかい産婆・菅井きんも交えて「優しい座頭市」が面白シーンを繰り広げます。
まあ、最後は悲しい結末を迎えてしまうんですが。。。

身重の大信田礼子を庇って正当防衛のメッタ斬りを披露した座頭市。結果、無実の罪を着せられ「新/Ⅰ/#18」以来の監獄行きです。
しかし今回も「同僚」の助けを受けてまんまと脱獄成功。
持つべきものは良き友か。座頭市のブラック人脈は仕込杖と同じくらいのキレがあります。
実生活ではどうだったか知りませんが。。。

MU2012プレシーズンマッチ アマズール×マンチェスターユナイテッド

放送時間〔2:55~5:15:スカチャン5〕

懐かしきブブゼラの音色の中で行われた、南アフリカのチームと名門マンUによる練習試合。
スカパーの香川真司シフトにより、深夜の衛星生中継という破格の扱いでした。
スカパ―の本命・香川真司は、終了間際に参戦。
この短い時間でテストができる訳もなく、チーム側のサービス、顔見せだったようです。
しかし今日の段階では、このユニフォームを着た事で御の字。
代表選手の誰かが言ってましたが「もはやプレステの世界」にいる香川真司、ほんとに凄いと思います。
プレシーズン集金マッチの生中継を見て、チームの仕上がりや新戦力に思いを馳せる…。
今のところ香川のステップアップで一番恩恵を受けてるのは、昔からのユナイテッドファンの面々でしょう。
ボルシア・ドルトムントTVの様に、クラブチャンネル「MUTV」もどこかが放映権を取るはずです。
ユナイテッド好きにとっては、なんとも贅沢な忙しい1年になるのではないでしょうか。

2012/07/18

タイガーマスク #15「傷だらけの勝利」

録画した日〔2012/7/13:TOKYO MX〕

とりあえず馬場さんが勝ち点トップで進捗しているらしいWリーグ戦。
開幕から5週目の神戸決戦では、伊達タイガーvs噛み付き魔・ブランチ-という優勝戦線を左右するビッグマッチが組まれました。
大事な公式戦を前に神戸の港をフラつく伊達タイガー。
ヘボプロモーター・ミスターXにも通じる大甘な自己管理は、虎の穴の悪しき伝統なのでしょうか。
案の定虎の穴の刺客に見つかった伊達タイガーは、なんと麻酔銃で狙撃され、意識錯乱状態のところをスーパーカーでひき逃げという危険地帯プエルトリコマットでも起こり得ないような凶悪トラブルに見舞われます。
なお、危機を救ったのは前回#14で初登場の「大門」とかいう旧友。番組上げてのプッシュ期間開始と思われます。

人間発電所・ブルーノサンマルチノにもらったキャデラックで”みなと旅館”に乗り付けた馬場さんは、上から目線で伊達タイガーを陣中見舞い。
前日の銃撃痕を目ざとく見つけた馬場さんは、エース兼ブッカーならではの「無理すんなよ、でも休むなよ」的フレーズで手負いの伊達タイガーを激励します。

注目の公式戦は、ブランチーの噛み付き攻撃に残酷技タイガーツイストで応戦したものの無念のフルタイムドローでした。
先頭集団で星の潰し合い。頭ひとつリードの馬場さんがほくそ笑む姿が目に浮かびます。

ハゲタカ(上) (下) / 真山 仁

読み始めた日〔2012/7/9〕

1990年代後半から00年代前半が舞台の経済小説。
外資ファンドマネージャー・鷲津が、旧態依然の日本経済にえぐり込んで行くストーリーです。 

バブル崩壊後の失われた10年を描いた作品ですが、失われたというより取り返しのつかない10年だったんだなぁと、今更ながら暗澹たる思いになりました。
95年に就職した私は、自分達をバブルのツケを払わされている世代だと思っていましたが、今の20代30代からすれば単なる“ツケを先延ばしにした世代”に過ぎないのでしょう。
「あの時こうしてれば‥」が積み重なり過ぎてどうにもならない。かといって個人的には何もできない。もどかしい限りです。
はるか昔にTVドラマを見て、最近「2」→「1」の順にチェックした感想としては、先に「2」を読んでしまったのは失敗ということ(当たり前ですが…)。
しかし、TV版を見ていたのはプラスでした。
・ハゲタカ鷲津=大森南朋
・元バンカー芝野=柴田恭平
・ワル飯塚=中尾彬
これら役者さんの顔を頭に入れとくだけで、この本の楽しさ・緊張感は倍加。
つくづく絶妙なキャスティングだったんですね。 

このシリーズ「レッドゾーン」という続編小説や映画版もあるとの事。 時間があったらチェックしようと思います。

2012/07/17

新・座頭市Ⅲ #2「冬の花火」

録画した日〔2012/3/13:BSフジ〕

貧乏花火職人・財津一郎に降りかかるピンチを座頭市がブッタ斬って行くストーリー。
まあ、一番大きなピンチは座頭市が来なきゃ起こらなかった案件なんですが…。
オープニング早々、財津一郎製の花火が暴発。辺りの枯れ草に延焼してしまいます。
事故原因は、座頭市が発射寸前の花火の砲台に座っちゃったから。
座頭市もよっぽどですが、冬の野っ原で花火、財津一郎もこうなる事ぐらい分かりそうなもんです。
テーマが花火だけに、あれ?発射しない→竹筒覗きこみ→火薬暴発→顔中ススだらけ→口から煙ボヮの定番ムーブも。
当時絶頂期ドリフのお家芸を、てなもんや・財津一郎がフォローした歴史的シーンです。

そしてヒール軍団も火力で勝負。財津家のほったて小屋を座頭市もろとも爆破という豪快な攻撃を展開。
ここは財津一郎の機転で回避、そのあとは通常営業のメッタ斬りでヒール軍団を返り討ちにしました。
タイトルの“冬の花火”、終戦日本を憂いた太宰治の戯曲小説を連想します。
名人2人が繰り広げる、笑わせたり泣かせたりの見事なエンターテインメント。
太宰版の名フレーズ「ばからしくて間が抜けて…」を座頭市流に超解釈したのかもしれません。

2012/07/16

WWEロウ #997

録画した日〔2012/7/12:JSPORTS2〕

復権途上の元GM・テディロングが仕切るテキサス大会。
メイン戦ではジョンシナ&CMパンクvsY2Jジェリコ&Yesダニエルブライアンという豪華タッグ戦がマッチメイクされました。
しかしこのメンツを丸ごと掻っさらったのが、お騒がせチビ・AJ。
乱入したのに誰もカマッてくれないと見るや、WWE特注の薄っぺらいテーブルにスーサイドダイブ予告を敢行します。
慌てたブライアンとCMパンクの制止にAJは思い留まりますが、なぜか止めた2人が道連れテーブル葬の憂き目に…。
「助けてくれぇ」に手を差し伸べたらなぜか一緒に熱湯地獄、という90年代ジャパニーズバラエティの王道へのWWE流オマージュと見ました。
ついに由緒あるRAWのエンディング画面を飾ったAJ。
これだけにとどまらず、どこで覚えたのか超熟女・ヴィッキーにシャイニングウィザードを放つなど、2時間出ずっぱりの大活躍でした。

確かに面白い。
こうなったら行けるところまで行ってもらいましょう。

<メモ>
  • 干され気味のファンクサウルス、タッグ&IC&US王者を従えてやや復調の兆し
  • ブロックレスナーがRAW1000回大会に乱入決定
  • ヤラレ役界の大物ヒーススレーター、ドインクとDDP相手にきっちり業務遂行
  • 雑魚・タイソンキッドに負けたロードテンサイ、「ナンダヨ」とマネージャー坂本に理不尽暴行
  • 最低女イヴ復帰。暫定GMテディが制裁

新・座頭市Ⅲ #1「今日も行くひとり旅」

録画した日〔2012/3/12:BSフジ〕

夫を斬られた未亡人役で、リリー・浅丘ルリ子が登場。
斬った張本人・座頭市を抹殺すべく、執拗にその道中を追いかけます。
気風のいい大姉御の浅丘ルリ子ですが、スナイパーとしての手腕はまるでなし。
「亭主の仇、アンタを殺します」と面と向かっての襲撃予告をブチ上げますが、座頭市にはどこ吹く風で軽くいなされる始末です。
ようやく見つけたヒットマンも、手書きの襲撃メニュー表を持ち歩くようなお気楽野郎。
しかも、そのメニューには「按摩さん」がカテゴライズされていなかったために、急遽料金設定からプレゼンするというトホホぶりです。
結局、浅丘ルリ子は座頭市と和解。ついでにしつこく付きまとう親分軍団をブッタ斬ってもらいました。
「アヘンの不法所持による書類送検」による、唐突なTV版サードシーズン最終回以来1年ぶりの座頭市復活。
この#1はTV版第4シーズン=ラストシーズンのスタートダッシュです。
どしゃ降りの中で立ちすくむ座頭市、髪も短く刈り込んだその姿は禊ぎの風情に見えたのですが。。。
どしゃ降りのオープニングからたったの3分後、なんと「吸引具に該当するパイプ類」を手にする座頭市の姿が。
美味そうにくゆらせる煙は当然”シロ”なんでしょうが、「懲りてねぇだろ」「ダメだこりゃ」といった昭和の茶の間からの賞賛が目に浮かぶような名シーンが展開されました。
このTV版ラストシーズンは今までの”フジ月9”から月曜8時に放送時間が変更、時代劇界の巨大勢力「水戸黄門」とのガチンコ対決を余儀なくされました。
また同時期に座頭市は超巨星・黒澤明との影武者案件大場外バトルを展開、かなり過酷な環境下でのシリーズ継続だったようです。
残り25話、毒を食らわば皿まで的な座頭市最後の大爆発を期待しましょう。

新・座頭市Ⅱ #19最終回「めの字の置きみやげ」

録画した日〔2012/3/9:BSフジ〕

親のない子たちが暮らす村外れのちびっ子ハウスが舞台。
「オカアチャン」と呼ばれハウスを健気に切り盛りするのは、弱冠16歳の少女・友加代子でした。
ちびっ子ハウスは窮々の経営状態。町のヒール軍団はそこにつけ込み、友加代子を身売りに出そうと画策します。
これには、オカアチャン目当てに建もの探訪してくる村の青年・渡辺篤史も全く役に立ちません。
例によってちびっ子との相性が抜群の座頭市は、今回もすっかりハウスの一員に。
最後は「子供たちは目をつむってな」とR指定のメッタ斬りでヒール軍団を一掃しました。

ハッピーエンドの#19。しかし、このままじゃ終わらないのが座頭市の真骨頂です。
【1978年5月25日:座頭市「アヘンの不法所持」で書類送検】
放送日から3日後。食ってたオニギリも噴き出す程のバッドエンドで、シリーズⅡもろとも「完」となってしまいました。

1年後「シリーズⅢ」として復活するのですが、当時の茶の間のガッカリ感は如何程のものだったのか…。
傑作続きの「Ⅱ」だっただけに残念でなりません。
そして忘れてはいけないのが、5人のちびっ子と16歳・友加代子さんの心のケアでしょう。
ハウスを救ってくれた優しくて強いおっちゃんが3日後にアヘンでショッ引かれるという、トラウマ確定のとんでもない「置きみやげ」を貰っちゃいました。
ちなみに友加代子さん、私にはその後の活動記録が見つけられませんでした。元気にしてくれているといいのですが…。

2012/07/15

新・座頭市Ⅱ #18「こやし道」

録画した日〔2012/3/8:BSフジ〕

飲食店経営にして初代サッポロ一番の藤岡琢也が登場。
毒針を操る、得体の知れない怪物的ヒールを演じます。
前回#17の音無シスターズ(リアル姉妹)には当然敵いませんが、藤岡琢也と座頭市はパッと見で見分けがつかない程のそっくりさん。
お互いがお互いに間違えられ、いろんな所で痛い目に遭っているという設定です。

私生活でも仲良しだったらしいこの2人。一緒に夜の街で悪さばっかりして、すっかり似た者同士になってしまったんでしょう。
藤岡琢也の得意技は料理でなく毒針殺法。
意地悪ババア・菅井きんやハゲ坊主・殿山泰司など、さっきまで悪党仲間だった面々ですら飄々と躊躇なく毒殺していきます。
サイコものが苦手な私にとっては、毒針よりも、息をするように人をあやめる藤岡琢也のキャラが恐ろしくて堪りませんでした。
身売り寸前で座頭市に救われた薄幸の少女によると、タイトルの「こやし道」とは害虫を焼いて灰を肥やしにする農法との事。
藤岡琢也ほかの悪い虫を全員ブッタ斬って、少女の生きる道を開いた座頭市。
迷える少女の「極楽へはどうやって行くの?」という問いに「それは自分で探すもんさ」と格好いいセリフを残して、こやし道を去っていきました。

ワールドプロレスリング ~三冠ヘビー級選手権 秋山準vs太陽ケアほか

放送時間〔2:30~3:00:テレビ朝日〕

番組メインは、40周年in両国国技館から全日提供の三冠ヘビー戦。
合同興行はともかく、伝統の「ワールドプロレスリング」で全日の看板・三冠ベルトが争われるとは隔世の感です。
隔世の感といえばハイブリッド戦士・船木誠勝。
これぞプロレスというキラキラネームの新技「ハイブリッド・ブラスター」で、ジャスティス永田率いる新日軍を粉砕しました。
20年前のU系信者に「船木は新日に戻ってくるよ。全日の選手としてね。ちなみに全日のトップは武藤だけど…」などと予言したら、アキレス腱の1,2本はブッタ切られていたでしょう。
そしてバックステージでは、ハイブリッド船木とジャスティス永田による凡人には理解不能の敬礼ポーズイデオロギー論争が勃発。
いろいろと”超越”したキャラの船木。もう一人のライバル鈴木みのるも交えてプロレスを楽しんでほしいです。

もう一試合では中邑&レインメーカーが全日・諏訪間軍と対抗戦。
「バチバチぶつかってこいや、オラァ」の諏訪魔と、どこかで見たようなオールドスタイルの連携殺法を繰り出す中邑&レインメーカー。
何だか逆なような、噛み合ってないような…。
この手のオールスター興行では「対抗戦のための対抗戦」的なカードが必ず組まれます。
中邑&レインメーカーの合体ジャイアントキックは、そんな安易なマッチメイクへの皮肉だったと思いたいです。

新・座頭市Ⅱ #17「霜夜の女郎花」

録画した日〔2012/3/7:BSフジ〕

重い病気を患う薄幸の女郎・音無美紀子。
健気な妹・幸真喜子は、アホ町人・梅津栄から盗んだ金でお姉さんを4日間買い取ります。
冷徹な十手持ち・清水絋治を筆頭に、女郎屋サイドはクズという言葉がピッタリの悪人揃い。
なんと座頭市の按摩代までピンハネするという徹底ぶりです。
そんなワル連中が仕掛ける2重3重のトラップに、健気な妹はなすすべなく陥落。
しかし、まさに女郎に身を落とす寸前、座頭市が緊急乱入して全員メッタ斬り、お姉さんと一緒に救出成功というストーリーでした。
結構似てる音無美紀子の妹役・幸真喜子。
さすが勝プロ軍団、よく見つけてきたなぁと調べたところ音無美紀子のリアル妹さんでした…。
「ミキコ」と「マキコ」音無姓だったら確かに紛らわしい。 女優としてノシ上がるためには賢明な判断だと思ったら、後にあっさり「音無真喜子」に改名したとの事。
音無シスター、もうワケがわかりません…。