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2012/06/09

WWEスマックダウン #666

録画した日〔2012/6/4:JSPORTS2〕

赤い処刑マシン・ケインも不吉に喜ぶ666回目のスマックダウン。
2週連続でヨシ・タツ=Yoshi tatsuが登場しました。
対戦相手は、パンツがピンクのくせに知の救世主を気取るダミアンサンドゥ。
しかしヨシ・タツ、河津落としからのネックブリーカードロップという馬場さんチックなフィニッシュであえなく秒殺されてしまいます。

2週連続登場という事でスポットが当たったと思いたいのですが、抗争にはいたらず噛ませ犬で終わってしまう予感。。。
ダミアンサンドゥには、まずヨシ・タツの救世主になってほしいもんです。

<メモ>
  • 体張り続けたロウリネイティスにご褒美の休養 
  • 中途半端なシン・カラが来週復帰
  • 相変わらずプッシュ期間のライバック、雑魚2人をまとめてフォール
  • デルリオ専属リングアナ、マレラとコントマッチ
  • GM突き飛ばし容疑のシェイマス、馬鹿女・イブの公開謝罪要求を拒否
  • ビッグショー、あらためてヒールターン演説
  • ダニエルブライアン、ケインを執拗に襲撃
  • デル・リオ、次回PPVでの王座挑戦権ゲット

新・座頭市Ⅰ #24「大利根の春はゆく」

録画した日〔2012/2/6:BSフジ〕

丁半バクチで座頭市にボロ負けしたなべおさみ。
なんと、そのカタとして奥さん・丘みつ子を差し出します。
困りつつも座頭市は夫婦の体で丘みつ子と墓参りに赴き、そこで元仕事仲間の用心棒・夏八木勲と再会。
つかの間の和気あいあい生活が始まります。

丘みつ子の気風の良さとなべおさみの小物っぷり、さらには哲学的用心棒・夏八木勲の破滅思想が、座頭市というフィルターを通して浮かび上がるストーリー。
この#24の脚本は、先日100歳で大往生した新藤兼人氏との事。
そう言われてみればセリフのひとつひとつに重みがあったようななかったような。。。

【特集:東日本大震災から1年】指揮官達の決断~東日本大震災と自衛隊~

録画した日〔2012/3/15:ヒストリーチャンネル〕

自衛隊サイドから見た東日本大震災救助活動のドキュメント。
やけに専門用語、詳細情報が多いと思ったら防衛省監修の番組でした。
官製番組だけあって手前味噌的なシーンも多発してましたが、それはそれで構わないでしょう。
彼らの頑張りに文句を付ける理由はありません。

災害派遣隊10万人を束ねる指揮官は「今回は対応の教科書がない」「我々のとおった道が教科書になる」という訓示をしていました。

あの大震災、ただのサラリーマンの私ですら、仕事や生活で決断の連続でした。
これが自衛隊のトップとなると「決断」の量も難易度も半端じゃないでしょう。正しくて当然、NGだったら切腹モノの大バッシングが待ち受けます。

何かと叩かれやすい自衛隊。しかし今回の東北では、上も現場も間違いなく極限状態で戦っていました。頭が下がります。
彼らがヒマを持て余す世の中になってくれればいいんですが。。。

プロレスクラシック(82)追悼・三沢光晴選手特集

録画した日〔2012/6/4:日テレG+〕

2009年、三沢が亡くなった直後に放送された回のようです。
私は今回が初見でした。
全日時代の全3試合で、特集の映像は特になし。
ほんとに急遽放送した追悼番組だったんでしょう。
[後楽園ホール鉄板6人タッグ]
決起翌年H3年の6人タッグ。なんと試合時間は「51分32秒」でした。
彼らが凄いのは、このクオリティを地方興行でも維持していた事です。

[後輩川田と三冠戦]
全日20周年記念のH4年ジャイアントシリーズ武道館大会。
20周年メインは馬場でも鶴田でもなく「この2人」。感慨深いです。

[王道継承ドーム三冠戦]
H11年「G馬場”引退”興行」のメインでベイダーから三冠奪取。
馬場さんの正統後継者は三沢だったという事です。

             

私にとって強烈なのは、H2年4~6月の三沢光晴です。
4月の東京ドームで、三沢はタイガーマスクとしてBハートと煮え切らない試合をしていました。
しかし、その2ヶ月後の武道館では素顔でメインに登場。ジャンボ鶴田からフォール勝ちという大仕事をやってのけます。
当時高3の私はどちらもライブ観戦しましたが、マスクを捨てた三沢が放ったエネルギーや信頼感、一体感は、現在過去含め他のレスラーでは再現不可能なレベルだと思います。

会社のピンチにいきなりトップを任され、期待以上の一発回答。
それどころか、その後15年以上も業界の最前線で看板を張り続ける。そんな三沢のポテンシャルを馬場さんは見抜いていたんでしょう。

体がガタガタでも、プロレスラーとしての「余生」をリング上で過ごせなかった三沢光晴。
天国でゆっくり休んで下さい、としか伝える言葉がありません。

新・座頭市Ⅰ #23「幽霊が市を招いた」

録画した日〔2012/2/3:BSフジ〕

喧嘩っ早い浪人役の名優・原田芳雄。
行く先々で噛み付いてくる狂犬ぶりに座頭市もウンザリです。

この狂犬 、実は座頭市大好きのツンデレでした。
ある夜、会う度1年以上も喧嘩を売り続けていた事を素直に懺悔・告白します。
ようやく思いを打ち明けた原田芳雄は、座頭市と念願のタッグ結成。
オニギリをドカ食いし大切な背中の彫り物を見せる狂犬に、座頭市も心を開きます。

原田芳雄の背中の彫り物は、かつて将来を誓い合った恋人。タイトルの「幽霊」もその人です。
しかし幽霊登場といっても、あくまでもオカルトではなく流れの一要素としてのもの。
全編、座頭市と原田芳雄の骨太&コミカルな掛け合いでグイグイ引っ張る絶品のストーリーでした。

2012/06/08

セルジオ越後のサッカー日本代表討論番組プロホガソン延長戦6/8(金)

放送時間〔21:50 ~ 23:20:スカチャン5〕

終わったばかりのW杯最終予選#2「 日本vsヨルダン」を討論する90分。
カリオカ・ラモスと木村’FK’和司の最強10番コンビがゲストコメンテーターです。
例によってテレビ朝日とのダブルブッキングをカマしている主宰者セルジオさん。
番組開始から20分近く、ケータイの電源を切ってスタジオとのトークを遮断。子分の名波に打たせたであろうツイッターでお茶を濁します。
番組冒頭の「大事な時間帯」に「完全に消えていた」エース。
全国のサッカーファンから”不要論”が湧き上がるのも時間の問題でしたが…。

ここで結果を出せるのがエースたる所以。
埼スタからの移動途中「テレビ埼玉」に飛び込み → そのままスタジオ中継という、ザ・ベストテンに出る売れっ子アイドルの様なウルトラCを披露します。

それにしても日本代表、2試合で9得点無失点という別次元の強さです。
木村和司氏は海外組の意識の高さに感嘆、カリオカ・ラモス氏は「オマーンとかヨルダンとかワケのワカんないノ出てくんなヨ!」と対戦相手に噛み付くほどです。

ドーハ&ジョホールバルで寿命が伸び縮みした私にとって、「最終予選」は甘い誘惑。どうしてもスペクタクルを求めてしまいます。
次節は来週火曜日、強国オーストラリア。
この番組とこのメンバーが「本来の役割」を果たすことになるのでしょうか。

2012/06/07

新・座頭市Ⅰ #22「浪人子守旅」

録画した日〔2012/2/2:BSフジ〕

大物コメディアン・財津一郎が、変なおじさん役で参戦。
その身分は名家の婿養子。思うところあって、一粒種の赤ちゃんを抱えて放浪の旅に出ています。
冒頭から両巨頭によるフードバトルが実現。
大好物の「オニギリ」にかぶりつく座頭市の圧勝に見えますが。。。

てなもんや財津一郎がカッ食らっているのは、なんと「白飯のぼたもち乗せ」に「熱い日本酒」をぶっかけた、ある意味サケ茶漬けという代物。
すいか・牛乳・正露丸をミックスジュースにした絶頂期のドリフを彷彿とさせるコメディアン魂を見せつけます。

前半は面白コントが続きますが、中盤からあやしい雲行きになり、まさかのバッドエンドを迎えるストーリー。
ただじゃ終わらない。座頭市を見るには様々な予防線を張っておく必要があります。

2012/06/06

タイガーマスク #9「飢えたゴリラマン」

録画した日〔2012/6/1:TOKYO MX〕

マウンテンゴリラに育てられた大怪物獣人・ゴリラマンがアフリカから来襲。
超ド級の野獣パワーを見せつけ、裏切り者・伊達タイガーとの対戦を猛アピールです。
この対戦要求に対し、伊達タイガーは恐怖に震えながらもちびっ子達のために一騎打ちを決意します。
そんな伊達タイガーの重大局面などお構いなしに、ブッカー・馬場さんは雑魚外人との不毛なタッグ戦をマッチメイク。
人気者タイガーを掌握する事で、日プロにおけるヒエラルキーを内外にアピールする魂胆でしょうか。
しかし、プロレス界に美味い話などありません。
馬場さんは、突如乱入したゴリラマンにあえなくヒネられ、伊達タイガーに救出されるという大失態を演じてしまいます。

ちなみに猪木は文字だけの出演でした。

脅威の猛獣・ゴリラマンは、リング外でも極太チェーンで大型観光バス5台を引っ張る猛デモを敢行。
この模様は全国ネットで放送され、日本中に衝撃を巻き起こします。

次回は、伊達タイガーとの大決戦。
怒りに震える馬場さんの逆乱入に期待です。

2012/06/05

The Brussels Affair '73 / ローリングストーンズ

聴いた場所〔電車(通勤)〕

RollingStonesArchive.comからダウンロード購入の「公式ブートレグ」盤。
ストーンズの絶頂期と言われる1973年の欧州ツアー・ブリュッセル公演です。
歳月が流れること40年。色々な魑魅魍魎がクリアされたのでしょう。
とにかくオフィシャル版で昭和48年モノが世に出るのは嬉しい限りです。
私はこの公式ブートレグを、定番「Nasty Music」の上位互換だと解釈しています。
主な曲を比較すると、、、
「#1 Brown Suger」= 勝者/Brussels
音がクリアになっている感じがします(以下同じ)。

「#3 Happy」=判定不要
ミックの出しゃばりとキースのヤッツケを愛でる曲。
どっちでもいいや的なラフな気持ちになります。

「#10 Midnight Rambler」=ドロー
唄う大河ドラマ・ランブラーは甲乙付けがたい出来栄えです。
Brusselsではシンセサイザーらしき音が入ってます。

「#13 Rip This Joint」
「#14 Jumpin' Jack Flash」
「#15 Street Fighting Man」=勝者/Nasty
ミックジャガー絶頂のエンディング。
怒涛の”なだれ込み感”の合わせ技3本で、Nastyの圧勝です。

ブリュッセル対ナスティのガチンコ勝負。
まあ、音源オンチの私としては「どっち(で)もいい!」 が結論です。

この欧州ライブと同じ昭和48年、ストーンズは武道館に上陸予定でした。
これが実現してたら、ブート盤の勢力図も全く違ったものになっていたはずで、下手すりゃ東洋の魔術で公式盤が出ていたかもしれません。
少なくとも「Ladies and Gentlemen」と双璧の絶頂期フィルムは残ったでしょう。
今更ですが、つくづく日本政府の失政が残念でなりません。

2012/06/04

ラム / ポール・マッカートニー(&リンダ・マッカートニー)

聴いた場所〔電車(通勤)〕

1971年5月リリース。
奥さん・リンダマッカートニーと共同作業のソロ2作目です。
41年後の今年5月にリマスター盤が発売されました。
「#5 Uncle Albert/Admiral Halsey」での天気の移り変わりなど、従来盤で聴こえなかった音が聴こえてきたような気がします。
また、CDインポートのバグか?と悩んでいた「#6 Smile Away」のプチプチ音が、意図されたノイズだったという事が確認でき安心しました。
どっちも、どうでもいい話ではありますが…。

いずれにせよこの「RAM」、音の良し悪しなど関係のない名盤です。
全12曲、ユルいけど実は緻密。世紀の天才児・ポールマッカートニーならではの絶妙なさじ加減が感じられます。
1971年当時は、ソロ1作目「McCartney」と同様にバッシングが多かったとの事。
ラストの「#12 The Back Seat Of My Car」などは確かに圧巻ですが、数年前にアビーロードB面のスペクタクルを体験した音楽ファンが、“もっとやれるだろ?”となるのも仕方ないかと思います。

私も、“名盤”だなんて偉そうな口を叩いてますが、それは後の高評価を見聞きしてるからこそ。
予備知識ゼロで聴いていたら、「?」状態のまま放ったらかしにしてたでしょう。
後付けでも口コミでも、このアルバムの良さに気付くことができてラッキーです。
リマスター盤には、8曲入りのおまけ「CD2」もついてました。(これを書いてて知りました)
こちらは先入観なしでじっくり聴き込んでみようと思います。

2012/06/03

セルジオ越後のサッカー日本代表討論番組プロホガソン延長戦6/3(日)

放送時間〔21:50 ~ 23:20:スカチャン5〕

サッカー日本代表戦の直後にああだこうだ討論する番組。
今回はワールドカップ最終予選#1「 日本vsオマーン」を受けての放送です。
一枚看板のセルジオさんは、なんとメジャー団体・テレビ朝日とのダブルブッキングという大暴挙。
気まぐれ電話乱入では「テレ朝の仕掛けは凄いよ(嫌味)」「興行的には成功じゃねえの」「客はアイドル見に来てるんだしさ」と地上波では封印のリアルキラーモード全開で大暴走です。

スタジオでも、危険人物カリオカ・ラモス&金田喜稔が言いたい放題。
香川、長友らメジャー級は放ったらかしで、呼ばれていない佐藤寿人、闘莉王の魅力を語りだすオレ様ぶりを見せつけます。

地上波では成立し得ない自由度溢れるディスカッション。応援団長・SMAP香取くんが入る余地はないでしょう。
Jリーグ開幕&ドーハから20年、サッカーに対するニーズも変わってきているはずです。
知る人ぞ知る面白番組として終わらずに、スタンダードなサッカー番組を目指して継続してほしいと思います。

WWEロウ #991

録画した日〔2012/6/1:JSPORTS2〕

色々と精算事項が多いPPV翌日の大会。
何と言っても、寝返り→シナ撃沈の大巨人・ビッグショーの演説に注目です。
ロウリネイティスLOVE発言は無し。
むしろ「仕方なかった」的な含みのある事後報告でした。

大ベテランの域に達しているビッグショー。
初見の衝撃という観点では人間山脈・アンドレに絶対に敵いません。
しかし、柔軟性や喋りのセンスでは人間山脈を凌駕しているのではないでしょうか。
とりあえず次回PPVでのシナ戦が決まりました。憎っくきヒール役のビッグショーに期待です。

<メモ>
  • マレラ、デルリオ専属のチビを撃沈しリングアナ代行
  • PPV戦犯のジェリコ、被害者オートンを襲撃
  • ケイン、2週連続でパンクvsダニエル抗争の道具扱い
  • 躁鬱状態のAJ、CMパンクに引き続き急接近
  • ロードテンサイのリングネームから[ロード]が消えた模様

ハウ・ジ・ウエスト・ハズ・ウォン / レッド・ツェッペリン

聴いた場所〔自転車(体力作り)〕

2003年にリリースされたライブアルバム。
「How the West Was Won」とは西部開拓史という意味で、収録は私が生まれた昭和47年のカリフォルニアとの事です。

小学生の時、初めて買った「洋楽」がレッドツェッペリンのカセットテープでした。
どうして小学生がツェッペリンなのか?
キングコング・ブルーザーブロディの入場曲が「#2 Immigrant Song」=「移民の歌」のカバーだったからです。
小学生の結論としては、本家ツェッペリン版は迫力なし→却下でしたが。。。

このライブアルバム「How the West Was Won」は、イトーヨーカドーで買ったインチキカセットとは正反対のド迫力、全編2時間半の3枚組超大作です。
変人・ボンゾのドラムソロ「#14 Moby Dick」が19分、「#11 Dazed and Confused」「#15 Whole Lotta Love」にいたっては20分超えなど、コマーシャリズム一切無視の骨太っぷりには感服するしかないでしょう。

これを聴いてしまうと、古今東西のライブアルバムが皆スカスカに聴こえてしまう、キングコング級のライブアルバムだと思います。

ワールドプロレスリング ~ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア開幕戦

放送時間〔2:30~3:00:テレビ朝日〕

19回目を迎えるジュニアヘビー級の本場所。
団体の枠を超えたオールカマー18選手が参戦です。
ドラゴンゲートのPAC選手、”360度シューティングスタープレス”というトンデモ殺法で本家ライガーからフォール勝ちです。

もはや昭和のプロレスファンには理解不能の領域。
それは逆に、負けはしたものの「昭和39年生まれの23歳」にして今だにトップを張り続ける獣神ライガーの凄みを際だたせる事でもあります。

いつの頃からか「雪崩式〇〇」「垂直落下式◇◇」「ひねりを加えた△△」がデフォルトになっているジュニアヘビー戦線。
18人の大所帯に、スティーブライトやマレンコ兄弟的ないぶし銀レスラーを混ぜてもいいとは思うのですが。。。