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2012/08/25

ワールドプロレスリングアンソロジー #4「秘蔵発掘 伝説のレスラー 若かりし日の激闘」

録画した日〔2012/8/11:朝日ニュースター〕

今回は、ビッグネーム達の若かりし日の秘蔵マッチを蔵出しします。
全4試合、たまたまでしょうが3試合が「大阪府立体育会館」で行われたものでした。
放送1本目は、新日ではなく「日プロ」時代の1972年6月ゴールデンシリーズ大阪決戦。
坂口征二&マサ斎藤の明治大学体育会コンビが、千の顔を持つ男・ミルマスカラス&キングクローに挑む3本勝負です。
明大同期生の連係プレーや、マスカラスの空中殺法など見るべきポイントは多々あるのですが、それらを全て掻っさらったのが後のNWA公認レフェリー・ジョー樋口。
試合終盤、エキサイトしたマサさんのドロップキックを食らってしまったジョーさんは、一子相伝の失神ムーブを炸裂。せっかくの好カードに、終止符を打ってしまいます。
80年代マットでは月月火水木金金のペースで失神していたジョー樋口ですが、私が生まれた昭和47年の時点でその芸風が確立されていたとは…。
ローマは一日にして成らず、業の深さ芸の深さを思い知らされるアーカイブでした。

ナビゲーター・流智美セレクトのその他3試合は以下のとおり。
  • 坂口&星野勘太郎vsドリーファンクJr&マイクパドーシス(1971年12月:茨城)
  • 上田馬之助vsストロング小林(1977年6月:大阪)
  • 藤波&長州vsボブバックランド&トニーガレア(1978年5月:大阪)
特に1978年大阪のWWFのヘビー×ジュニア両王者の激突は必見。
21世紀の現代でも通用するであろうWWFjr王者・ドラゴン藤波の超イケメンぶりや、長州のカチカチパーマ(ついでにピーター・M高橋のキモい横分け)、若きWWF王者・ボブバックランドの短足強調ボロボロトランクスなど、その各々のルックスだけでもプロレス史考証に値します。

そして1971年の茨城ドリー戦は、流智美氏によると「10列目で見てた」試合との事。
「アンタが見たいだけだろ」と突っ込みたくなるアンソロジーですが、セレクターがプロレス博士だけに、自然と良質・貴重な映像集となります。

ちなみに、次回9月放送予定#5の情報はほとんどなし。
こんなインフォブロックも、昭和プロレスの定番ギミック「未知の強豪」を演出するプロレス博士・流智美の仕掛けではないかと勘繰ってしまう、ワクワクが止まらない番組です。

WWEスマックダウン #677

録画した日〔2012/8/20:JSPORTS2〕

ブッカーTの地元、テキサス州ヒューストン大会。
クリスジェリコの名物コーナー「ハイライトリール」が久々に復活しました。
ゲストに呼ばれたのは、Mrマネー・ドルフジグラーとその雇主・ヴィッキーゲレロ。
しかしやってきたのはボス・ヴィッキーゲレロだけ。
ジグラーだとジェリコに言いくるめられてしまうから、と庇ってるのかバカにしてるのかわからない業務判断でした。
当然、ヴィッキーゲレロ1人でも十二分の戦力。クリスジェリコと「Excuse Me」たけで口喧嘩を成立させてしまう達人ぶりです。
最後はもちろん、ドルフジグラーも参戦しての大乱闘。今回は”Y2J”ギミック復活宣言をしたクリスジェリコが一方的に伸される展開となりました。

ジェリコvsジグラーは、夏の本場所・サマースラムで一騎打ちをするとの事。
ベビーターンしたジェリコには、何ともありがたい試金石になるでしょう。

<メモ>
  • 超大物だったはずのライバック、使い勝手のいいジンダーマハルと真剣抗争
  • ロウGM・AJリー登場。ケインとダニエルブライアンを適当にからかって帰る
  • 馬鹿女イヴと良い子ケイトリンで、ブッカーTのサポート職争奪マッチ
  • クルマ壊された因縁で、サマースラムメイン「シェイマスvsデルリオ」を一足早くマッチメイク

2012/08/24

ワールドプロレスリング ~G1クライマックス優勝決定戦 カール・アンダーソンvsオカダ・カズチカ

録画した日〔2012/8/19:テレビ朝日〕

期待度No1のレインメーカーと、伏兵・カールアンダーソンによるG1クライマックス決勝戦。
結果は、レインメーカーの勝利。史上最年少のG1制覇を達成しました。
優勝者インタビューでは、しゃべりがチョット苦手なレインメーカーに代わり悪のブレイン・外道が今後の金の雨プランをブチ上げます。
曰く「最高の舞台、2013.1.4東京ドームでIWGPに挑戦するぞ」との事。
1.4東京ドームのメイン戦こそ全レスラーが目指す最高峰舞台である事、これから全社一丸でドームに向けて盛り上げて行くという事を端的にアピールした外道。
ブシロード含め会社が全幅の信頼を置く、仕事キッチリの名スポークスマンと言えるでしょう。
これから年末まで、レインメーカーへの挑戦権ならぬ、レインメーカーとの防衛戦権をテーマにしたストーリーが展開される事になります。
棚橋、中邑、真壁などなど、豊富なコマがトップを巡ってしのぎを削るというプロレスの定番を存分に見せてほしいもんです。

エクストラではIQレスラー・桜庭和志が、レフェリーの息子・柴田勝頼の紹介で「らしく」乱入。
平成ビッグネームのお約束「それ、10年前にやってくれねぇかな」を、あの桜庭が踏襲してしまうのは何とも複雑です。
あくまでもメインストリームは、レインメーカー達が引っ張る東京ドームへの道。
桜庭&柴田には、メインからはあぶれるけど捨て難い面々(後藤、高橋裕二郎あたり?)の潜在的魅力を引き出す、かつての誠心会館のような仕事に従事してもらいたいです。

2012/08/22

座頭市物語 #2「子守唄に咲いた女郎花」

録画した日〔2012/8/8:時代劇専門チャンネル〕

いろいろと悪巧みを仕掛ける女郎役で、奥さん・中村玉緒がゲスト参戦。
座頭市がボディガードを務めるお坊ちゃんをめぐって、丁々発止の夫婦対決を繰り広げます。
玉緒さんが狙うのは、無垢で可愛い子役・坂上忍くん(現・俳優兼ギャンブラー)。
女郎屋に出入りする貧しいちびっ子のはずが、実は高崎No1問屋のボスの落とし胤であり第一後継者だったという、ヒールサイドとしては喉から手が出るような経済的ポテンシャルを持つお坊ちゃんです。
幼くして座頭市&玉緒さんから薫陶を受けた坂上忍は、40年後の今も第一線で活躍中。
浮き沈みの激しい子役渡世を生き抜いた相当な実力者と言えるでしょう。
TV版2戦目でさっそく実現した座頭市VS玉緒さんのバトルは、基本的にコントベース。当たり前ではありますが、玉緒さんはブッタ斬りの対象外となります。
女郎宿でのアンマ対決など、「2人は実の夫婦」というオフィシャル設定をふまえて見ると思わずニヤリのシーン&セリフが連発。
さすがは生粋の芸人夫婦、茶の間のツボを外さない安心のハイクオリティです。
ストーリーは、斬られるために坂上忍争奪戦にエントリーしていたヒール・小松方正を、座頭市が瞬殺しての大団円となりました。
大方の予想どおり玉緒さんはラストでベビーターン。旅を続ける座頭市、戸惑いながらも大問屋の正式若様となった坂上忍と、三者三様の新しい道に踏み出しました。
初回#1ではなく2回目に玉緒さんをブッキングしたのは、初っ端から嫁に頼るのもかっこ悪い、という座頭市の意地というか拘りの様なものだったのでしょうか。
しかし、見てる側としては大歓迎の、ラブラブ座頭市夫妻による「番組私物化」でした。

2012/08/21

サッカープレミアリーグ 第1節 エバートン×マンU

放送時間〔3:54~6:15:JSPORTS4〕

イングランドプレミアリーグの開幕第1戦。
背番号「26」のルーキー香川は、トップ下ポジションで90分フル出場を果たしました。
我らが日本代表10番のプレミアデビューマッチ。
とはいえ母国イングランドのニュースの中心は、ベンチスタートの得点王・ファンペルシだったようです。
彼の加入で、早くも「ターンオーバー要員」「ボランチか?」という声も囁かれる香川。
しかし、チャンピオンズリーグやらカップ戦やら超過密日程のチームなので、気長に見てれば必ずスポットを浴びる場面が来ると信じています。

ちなみに試合はエバートンが1-0で勝ち点3をゲットしました。
そして今さらではありますが、イングランドのスタジアムの男声チャントは圧倒的。
エバートン好きは特にアツいのでしょうか、試合冒頭、思わずTVのボリュームを下げたほどです。

次節は土曜日、ホーム・オールドトラフォードでのフラム戦です。
まずはベンチ入り、あわよくばスタメン、欲を言えばフル出場…、といった具合にちょっと控えめな期待を持って深夜観戦しようと思います。

2012/08/20

座頭市物語 #1「のるかそるかの正念場」

録画した日〔2012/8/7:時代劇専門チャンネル〕

教科書にも載ってる「足尾銅山」が舞台。
座頭市のTV初仕事は、ここで繰り広げられる悪徳採掘権ビジネスの殲滅です。
ぶらりと足尾に向かう座頭市は、旅人・中村翫右衛門と意気投合し道中を共にする事に。
この旅人、かつては"投げドスの辰"の異名を持ち、その筋の面々からリスペクトされる元・渡世人でした。
TV進出という座頭市の大事なキャリアアップ初陣に馳せ参じた3代目中村翫右衛門。
重厚なリングネームと枯れた風貌から只ならぬ大物感が伝わってきます。
関連書籍によれば意外とナイーブだったらしい座頭市、レジェンド級大先輩の後ろ盾はさぞ心強かった事でしょう。
中村翫右衛門が足尾にやってきた理由は、かつての兄弟分の娘さんが切り盛りする一家の支援。
銅の採掘を生業とする一家は、理不尽ヒール・津川雅彦の採掘権ビジネス参入により崩壊寸前の状態でした。

ちなみに娘さんの母=兄弟分の妻には中村翫右衛門も気があった模様。
こうした過去の恋バナもふまえ、中村翫右衛門は全力で津川雅彦のヒール軍潰しに打って出ますが、どうしても戦力不足は否めません。
そこに勇躍登場したのが、今日がTVマッチ初戦の座頭市。
仕込杖と投げドスの豪華リレーで、悪徳グランパパ・津川雅彦を完全成敗です。

記念すべきシリーズ第一話。放送は昭和49年10月3日(木)PM8時だったそうです。
人物紹介や背景説明は一切なし。フラリと現れヒール軍をメッタ斬り、次の宿場にサラっと旅立つという、この後足掛け6年続く事になるTV版フォーマットを堂々とお披露目しました。

既に国民的ヒーローだった座頭市。
「名乗る必要なんか、ありゃぁしねえでしょ」と言わんばかり、昭和の茶の間を支配する絶対的な自信が伝わってきます。
私としては「2周目」のTVシリーズ観戦。
新たな発見を求め、目を見開いて追い掛けたいと思います。

2012/08/19

ワールドプロレスリングアンソロジー #3「伝説のマスクマン ザ・コブラ 秘蔵哀愁名勝負選」


録画した日〔2012/8/10:朝日ニュースター〕

幸か不幸か「ネタレスラー」として再評価されているザ・コブラを特集。
当時総スカンを食らわした我々オッサン世代としては、贖罪の念で刮目しなければいけない貴重な映像集です。
このアンソロジーで私が初めて知ったのは、”ザ・コブラは佐山タイガーの後釜ではなかった”という事実。
当時小学5年生、子供目線でもタイガーの代わりに引っぱり出してきた急造マスクマンというイメージしかなかったんですが…。
佐山タイガーの電撃引退が1983年8月10日。
その3日後の8月13日に「売出し中の若手マスクマン」はカルガリーハート一族のスタンピードレスリングに登場していました。
このタッグマッチ、アニマル”浜さん”浜口の無法乱入でノーコンテストに。
レスリング72kg級の愛娘・アニマル京子を襲った数々の理不尽ジャッジにもリングへの乱入まではしなかった浜さん。
若かったあの頃…、という所でしょうか。

そして1983年11月の蔵前国技館。
ちびっ子ファン期待のNEWヒーロー初戦に水をさしたのは、デイビーボーイ・スミス(元ザ・バンピード)でした。
爆弾小僧・ダイナマイトキッドすら手に負えない程のウルトラトンパチ野郎に、期待のホープのデビュー相手を任せたのは新日痛恨の大失策でしょう。
この試合、あまりのしょっぱさに急遽ハイライト放送になったというネタがコブラ伝説の一つになっていましたが、このアンソロジーでは完全放送してくれました。
実際はしょっぱいということはなく、単にデイビーボーイ・スミスがザ・コブラに全く花を持たせなかったという展開。
「話のわかる」メキシカンレスラーを登用しておけばザ・コブラの運命も変わっていただろうに、返す返す残念なマッチメイクです。

番組最後3試合目は、1984年1月・愛知県体育館のダイナマイト・キッド戦。
この後キャリアの絶頂期へ向かう爆弾小僧、入場時点でレスラーとしての色気が段違いです。
試合には勝ちましたが、ダイナマイト・キッドというモノサシで測られることにより「こりゃタイガーとは違うか…」という、ザ・コブラのポジションが決定してしまいました。

#1佐山タイガー#2アントニオ猪木と来て、三段落ちの如きザ・コブラの抜擢。
やりたい放題のシューター・流智美が、さっそく「仕掛けてきた」#3と言えるでしょう。
ザ・コブラがOKなら、取り上げるネタは外人レスラー含めてほぼボーダレスなはず。趣味の延長で構わないので、細く長く継続してほしい番組です。

WWEロウ #1002

録画した日〔2012/8/16:JSPORTS2〕

AJあらため「AJ・リー」がGM就任して2週目のサンアントニオ大会。
AJ・リーは、ビッグショーvs毒蛇オートン、ジョンシナvs元婚約者ダニエルといったビッグマッチを提供します。
GMに就任して最初に実行しなければいけないのは、自分のカラーを出すこと。
とりあえず今のところは、決断が早くて、ファンのニーズを理解して、ソーシャルメディアを活用するベビーフェイスGMという輪郭を作った模様です。

しかし、これまでのアングルからしてタダで終わる訳がないお騒がせチビ・AJ。
未知の領域であるジョンシナ、HHHあたりにも食い込んでメイン戦線を引っ掻き回してほしいもんです。

<メモ>
  • 地元出身の殿堂者・ショーンマイケルズ登場。サマースラムでHHHのセコンド宣言
  • HHH、ブロックレスナーも、律儀にPPV宣伝のためリングイン
  • シェイマス、デルリオのフェラーリを強奪。WWE伝統のクルマポンコツ化アングルを敢行

新・座頭市Ⅲ #26最終回「夢の旅」

録画した日〔2012/4/16:BSフジ〕

前回「#25」に引き続き監督/脚本は巨匠・勅使河原宏。
前話のシーンが一部フラッシュバックするなど、2部作的な位置付けの様です。
永遠のテーマ「もしも座頭市の目が見えたら」という世界を映像化したようですが、ストーリーとしては支離滅裂。
ぱっちり目を開いた”ホワイトバージョン”座頭市以外は特筆する事がありませんでした…。
この大作を見て「前衛的」「実験的」「わかるなぁ」と、したり顔することもできるのでしょうが、お茶の間向けエンターテイメントとしては明らかに逃げの手法。
TVシリーズ最終回という補正がなければ、途中で見るのをやめるレベルの駄作だと思います。
座頭市には最後までストロングスタイルを貫いてほしかったんですが、自ら建てた金字塔を跡形もなくぶっ壊して去っていくのも芸人魂・役者魂という所なんでしょう。
この時すでに、座頭市の目は「次の次」あたりを見ていたのかも知れません。
そんなハチャメチャでボロボロな最終回においても、ルーチンワークのドカ食いシーンはキッチリ消化。
大好物”たくあん”をガソリンにして、エンジン全開の豪快な「食い納め」を披露します。
ちなみに私は座頭市のおかげでごはんが好きになりました。
例によって「完」の一文字もない、サラっとしたエンディング。
しかしこの#26放送から座頭市が鬼籍に入るまでTVシリーズは1本も制作されていません。寂しいことではありますが、これが正真正銘の最終回となります。

足掛け6年全100話、その身を削って壮大な世界観を創りだした座頭市チームにおいては、素晴らしい作品をタダで見ちゃってすみません、心からの賞賛を送ります。

新・座頭市Ⅲ #25「虹の旅」

録画した日〔2012/4/13:BSフジ〕

おカゴで送迎という破格の待遇で、豪商・越前屋への「出張アンマ」を依頼された座頭市。
依頼主はそこの娘・岩崎加根子(推定年齢:45)。地元藩主の側室で、実家への一時帰省をしているところでした。
とにかく粗相が許されない、いつもと違うプレミアムなアンマ療治。越前屋&藩主サイドも万全の体制で、座頭市ご自慢(?)の無精ヒゲもダーティ要素と判断しバッサリとカットします。

しかし「絶対やるなよ」と言われると何かやりたくなるのがエンターテイナーの性なのでしょうか…。
このシチュエーションで、座頭市はTVシリーズ史上最大のトンパチをブチかましてしまいます。
なんと、豪商の娘にして藩主の妾である超VIP・岩崎加根子(推定年齢:45)と、まさかの”濡れ場”を敢行。
確かに「仕掛けてきた」のは岩崎加根子(推定年齢:45)ですが、吉永小百合由美かおる等々の超S級美女からのアプローチをかわし続けた座頭市にとっては、魔が差したとしか思えない痛恨の大失態です。
悶々とする座頭市に追い打ちをかけたのは、清水絋治率いるアウトローチーム。
この醜聞をどこから聞きつけたのか、当事者・座頭市を越前屋に呼びつけ「ヤッた、ヤラない」の公聴会を開催。
座頭市は「記憶にございません」スタイルに徹しましたが、越前屋CEO・中村鴈治郎はトラブル未然回避の経営判断で、1000両の口止め料を清水絋治チームに納めます。
口止め料を納めたものの、CEO・中村鴈治郎は百戦錬磨の骨太商人キャラ。
1000両受け渡し時に啖呵を切って冷徹ヒール・清水絋治を震え上がらせる描写は絶品です。

ちなみに、中村鴈治郎は玉緒さんのリアルお父さん。
2度に渡って”娘”に手を出した事になる座頭市。ちょっとした遊び心のキャスティングなのでしょうか。
最終的には清水紘治と中村鴈治郎も(!)ブッタ斬った座頭市。
追い込みのラスト2話で、よもやの下半身スキャンダルが勃発してしまいました。

TVシリーズ過去98回で一度も手を出さなかったタブー設定。
監督・勅使河原宏ブランドで何やら重厚な趣を出したかったみたいですが、とどのつまりはハレンチ色恋沙汰でのユスリ案件です。
「1回だけなら」抜群に面白い、癖になったら作品を滅ぼすであろうパンドラの箱的なストーリーでした。