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2014/12/30

WWEスマックダウン #800

録画した日〔2014/12/29:JSPORTS3〕

「スーパースマックダウン」と銘打たれた800回記念ミシガン大会。
ディーバのナオミにとっても記念すべき日となりました。
なんとディーバ王座への挑戦が緊急決定したナオミ。
夫(ウーソズ兄)の仇敵であるミズの口利きという点が気掛かりとは言え、頂点を目指すディーバとしてこのチャンスをなりふり構わずモノにしたいとする心持ちです。
一方、あの手この手で嫁に接近するミズに怒りを隠せないウーソズ兄。
しかしナオミのステップアップと私情は別で捉えるべき。
いわゆる大人の男の対応として、大一番に挑む嫁をドレッシングルームから静かに見守る決意を固めます。
WWEの流儀として裏で静か応援してちゃいけないウーソズ兄は、試合途中セコンドに現れたミズへの後追い乱入を敢行。
何だかゴチャゴチャやってたらそれに気を取られたナオミが丸め込まれるという、伝統の王道ポカをブチかましてしまいました。
今回もしてやったりのミズ。
ただこうなってくるとミズのヤラしさと言うより、それに引っ掛かるウーソズ兄&ナオミの脇の甘さが焦点か?
ミズドゥやウーソズ弟も含め、どんなオチになろうとも皆んな得をする実に微笑ましいアングルです。

2014/12/29

WWEロウ #1125

録画した日〔2014/12/28:JSPORTS2〕

PPV明けのデトロイト大会。
「Detroit Rock City」に相応しいロックスター”Y2J”クリスジェリコがGMを務めました。
シナvsセスロリンズの金網戦や自らとポールヘイマンのシングル戦など、ベビー系GMとしてさすがの辣腕を振るったY2J。
冠コーナー「ハイライトリール(Highlight Reel)」では、勝ちブック連続で逆に中途半端な立ち位置になっちゃったルセフ(&ラナ嬢)を呼び付けます。
長年の功績により「なに言っても許される枠」に属するジェリコは、2人をちくちくイジった挙句に禁断の男女関係ネタを投下。
ネット情報によればガチの社内恋愛中とされるルセフ&ラナ嬢。
毅然としながらもハニカミを隠せない、ちょっとした失態を晒してしまいました。
されど言いっ放しで終わらないのがこの日のジェリコ。
伸び悩みに至りそうなルセフに次なるライバルとして”Feed Me More”ライバックを斡旋。
ありそうでなかったこのマッチアップ。とりあえず次回PPV「ロイヤルランブル」までのストーリーが確立されました。
GMとして大活躍のジェリコは久々登場のブロックレスナーの噛ませ犬までも担当。
音楽活動優先の気ままな季節労働者ですが、出てくれば仕事キッチリの殿堂級スターです。
それはそうと、匿名ノーパソGMはどこへ行ったのか?
WWEお得意の「なかった事」になったらありがたいです。

<メモ>
  • ナタリアの夫・タイソンキッドがベラ姉妹に怪しく接近
  • 脳天気ユニット「ニューデイ」のビッグEが汗かきデブキャラの新境地開拓
  • ロマンレインズがファンダンゴをゴミの様に扱って本格復帰、ビッグショーと抗争へ
  • レスナーはジョンシナを連続ジャーマン+F5葬、セスロリンズと結託

笑う洋楽展 年末SP「紅白ビデオ合戦」

録画した日〔2014/12/27:NHKBSプレミアム〕

音楽番組最高峰「NHK紅白」の洋楽ビデオ版。
女性vs男性ではなく、赤い衣装が紅組で白い衣装が白組というレギュレーションです。
後攻白組のラスト、つまり番組「大トリ」を飾ったのは我らがザ・ローリング・ストーンズ。
曲は昭和49年リリースの「イッツ・オンリー・ロックン・ロール ~ It's Only Rock'n Roll (But I Like It)」です。
この「イッツオンリー…」の売りは掘っ立てビニール小屋でのヘボコント。
崇高なロックアンセムの理念を全部ひっくり返し白いセーラー服で白いアブクにまみれるストーンズの姿は、このアホバカ歌合戦の世界観にピッタリといえるでしょう。
司会のみうらじゅん&安斎肇もこうした王者の芸風に心酔。
とりわけ、アブクの中で溺死寸前になりながらドラムを叩き続けたチャーリーワッツのバーニングスピリットを大絶賛です。
両氏の前フリをふまえて見ると「イッツオンリー…」はつくづく良くできたネタPV。
初めジワジワ、やがてモクモクと放出される黄ばんだアブクにヘラヘラ逃げ出すメンバー。そして逃げ遅れたチャーリーの顔芸。
この無計画、出たとこ勝負っぷりこそロックの本質なのかもしれません。
そんなチャーリーの頑張りの甲斐あって今回は白組が優勝。
トホホの黒歴史が白組勝利の原動力に…。黒から白へ、御大ストーンズ40年越し奇跡の大逆転です。

大看板「NHK紅白」を名乗るこの番組はストーンズ以外の出場歌手も超豪華。ティナ・ターナー(紅)、バリー・マニロウ(白)などが濃厚なパフォーマンスを披露します。
ちなみに紅組トリはマイケル・ジャクソン「Beat It」。オープニングはデビッド・ボウイ(紅)vsダイアナ・ロス(白)というマッチアップでした。
今回はスペシャル版でしたが普段の放送も何となく見てしまうネタ系アーカイブ。各映像とも大マジメだからこその面白さがあります。
ストーンズとしてもこの辺りは得意領域。
来年は変態ダンスの「スタート・ミー・アップ」で2年連続出場を決めてほしいところです。