Translate

2013/10/05

武豊TV!II #45 「凱旋門賞徹底分析&セレクトセールロケ後編」

録画した日〔2013/9/20:フジテレビONE〕

重賞3勝(トウケイヘイローx2、メイショウナルト)を上げた夏競馬の振り返りと、秋の大一番「凱旋門賞」プレビュー。
収録日は凱旋門賞の前哨戦ニエル賞17日前、8月29日だったようです。
”後編”と銘打たれた北海道セレクトセールロケでは「メイショウ」の松本好雄オーナーをブッキング(おまけは不肖の弟・武幸四郎)。
「ちょっとイイ話」の宝庫、業界の聖人と崇められる大旦那が放つプラスのオーラは圧巻の一語です。
この番組を見てメイショウ軍団を応援するようになった「東」の競馬ファンは私だけではないでしょう。

海外系ジャーナリストの合田直弘&平松さとしを迎えて行われた凱旋門賞展望。
しかし、キズナの前哨戦どころか出国もまだの時点のものなので説得力、緊張感はイマイチといったところでしょうか。
特筆すべき点は「あんな馬はいない」と武豊がオルフェーブルを絶賛していた事。
1番人気が固いこの同朋は、キズナ&武豊にとってライバルというより別格の存在なのでしょう。
正統派スター・キズナと荒くれ者・オルフェーブル、どっちが勝っても嬉しいのですがくれぐれも2-3着でのフィニッシュだけは勘弁して欲しいものです。
ビッグレースはいよいよ明日スタート。有力馬・ノヴェリスト回避の情報もあり「その瞬間」は待ったなしの状態です。
個人的にはオルフェーブルの2年越し倍返しのブッコ抜き劇に期待しているのですが、武豊にとっては2年どころか20年越しの大野望。
日本の現役ダービー馬&ファイブタイムダービージョッキーのグレードを見せてもらいましょう。

WWEスマックダウン #735

録画した日〔2013/9/30:JSPORTS2〕

WWE殿堂者・ピートローズゆかりのシンシナティ大会。
前回RAWでトリプルHに反旗を翻した「ブライアン派」のレスラー連中が、理不尽なガントレット戦を強いられます。
制裁マッチをブチ上げたのは雇われGM・ヴィッキーゲレロ。
シールドの3人にブライアン派の11人が1人で次々挑んでいく連続ハンデ戦形式です。
しかしこのレギュレーション、3対1とはいえ都合11試合こなす事となるシールドの方がキツいんじゃねぇのか…。
まあ、その辺はブレの範囲と解釈するのが正しいWWE観戦術でしょう。
こうして始まった理不尽ガントレット戦。
シールドは順調に中堅どころを排除していきましたが、ロブ・ヴァン・ダムを迎えたタイミングでトリプルHが乱入。強権発動でガントレット戦を中止してしまいます。
「レスラーのため」と如何にもアヤシイ大義名分でヴィッキーを説教する悪のCOO。
メイン戦はブライアン&ウーソズ組vsシールド3人というフェアな6人タッグ戦に変更となりました(ブライアン組の快勝)。

この謎掛けっぽい展開も含め、バレバレのスタンドプレーは額面どおり受け取れという方が無理な話。
もはやRAWもスマックダウンも連日トリプルH劇場状態。この素晴らしい日々が少しでも長く続いてくれることを祈っています。

<メモ>
  • ライバックが雑魚レスラーとのシングル戦という原点回帰
  • ランディオートン、悪い事しまくる宣言をするものの何だか空気扱いの予感

2013/10/03

タイガーマスク #78「猛虎激突」

録画した日〔2013/9/27:TOKYOMX〕

虎の穴3強のうち「ビッグタイガー」と「ブラックタイガー」の2人を退けた伊達タイガー。
いよいよ最後の1人「キングタイガー」とのシングルマッチ(覆面王座戦)を迎えました。
いつの間にか「ビッグ」「ブラック」より一枚格上と設定されている「キング」。各種メディアでは伊達タイガー圧倒的不利の下馬評が報じられます。
これに激昂したのは熱狂的伊達タイガーシンパのケンタ君。
「紙面を飾りやがって」と愛読紙“スポーツ東西”をビリビリに引き裂く怒りの猛デモをブチ上げました。
血気盛んなクソガキとは対照的に不安いっぱいの伊達タイガー。
例によって勝手に思い詰めた挙句、舎弟・ケン高岡へ「オレが死んだら虎のマスクをかぶれ」と唐突に猛虎魂を伝承します。
デビューしたてのド新人にとって、これは有難い棚ボタのギミック継承。
ここで「ニヤリ」とできるようならブラック企業・日プロでもトップを張る事ができるのでしょう。
そんな師弟2人が真っ赤な超ド派手スポーツカーで向かったのは、前回のタッグ戦で重傷を負ったミスター不動=大門大吾が入院する病院(=聖明病院)でした。
大門の病状は、折れた肋骨が内蔵に突き刺さってるというかなり深刻なもの。
根っからの舎弟気質であるケン高岡が、大試合を控えた伊達タイガーの分まで献身的に看病を続けます。
こうして迎えた虎の穴vs伊達タイガー最終決戦は時間無制限のノーDQマッチ(会場/日本武道館)。
虎の穴最強の誉れ高きキングタイガーは、南部の帝王・ジェリーローラーを彷彿とさせる威風堂々のワンショルダースタイルでリングに登場します。
おそらく、このショルダーを外した時が猛ラッシュを掛ける合図となるのでしょう。
ゴング前から確勝モードのキングタイガーは「心臓の弱い奴は今のうち帰っとけ」と超満員のファンに公開殺戮を宣言します。
しかしビビって席を立つお客さんはゼロ。
「日本の客は血を見るのが好きなようだ」と嘯くキングタイガーでしたが、よくよく確認するとここで使用したマイクはTV実況席から強奪したもの。
ビビるも何も渾身のマイクアピールは茶の間限定、武道館大ホールにはこれっぽっちも響いてなかった模様です…。
武道館のエプロンサイドに陣取ったのは、ビッグマッチ限定の超豪華セコンド「BI砲」。
お揃いの“Wrestling”トレーナーでシャレ込んだ馬場さんと猪木は、背水の陣を敷く伊達タイガーを何だか不安気な表情でサポートします。
そしてやっぱり、この日もBI 砲は箸にも棒にもかからない無能っぷりを露呈
反則攻勢のキングタイガーを「汚いぞ!」と制したつもりの馬場さんは、ゴミのように場外へ放っぽり出されてしまいました。
そんなBI砲コントはさておき、試合は実力伯仲の大流血戦に。
キングタイガーは流行技(当時)のアイアンクローを繰り出すなど、最強の刺客に恥じない幅のあるレスリングスタイルを披露しました。
しかし最後はウルトラタイガーブリーカーの受け身を取り損ねて場外憤死。
何ともショッパイ結末ながら、伊達タイガーは虎の穴3強をスイープする偉業達成です。

伊達タイガーが武道館で激勝を収めたちょうどその頃、聖明病院ではとんでもない悲劇が勃発。
なんと、殺しても死なない屈強キャラのはずだった大門大吾が懸命の治療もむなしく命を落としてしまいました。
これは予想だにしない鬱展開。「えっここで?」のタイミングで黄泉の国へと旅だったハリボテ覆面野郎に、今は「R.I.P」としか掛ける言葉がありません。
2試合で合計4人が死亡するという、プロレス史上最悪のリング禍を引き起こしてしまった伊達タイガー。盟友・大門大吾の非業の死はまだ知らされていません。
更には、完全決着となったはずの虎の穴に未だ見ぬラスボス存在の驚愕情報も。
そんな悲報のジェットコースターが待ち受ける次回、日プロの某I先輩のように「どうってことねぇよ」と無責任に乗り越えてくれるといいのですが…。

2013/09/29

WWEロウ #1060

録画した日〔2013/9/27:JSPORTS2〕

PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」の結果を受けたクリーブランド大会。
WWE王座を奪還したダニエルブライアンに、悪のCOO・トリプルHが仰天の不正工作疑惑を吹っ掛けます。
ブライアンに突き付けられたイチャモンは、決着のスリーカウントが高速だったというプロレス的にはブレの範囲にあたる案件。
しかしトリプルHは、この高速カウントがブライアンとレフェリーによる共謀策ではないかという荒唐無稽な主張を展開します。
さっそくレフェリー・アームストロングをリングに招いて詰問する悪のCOO。
するとアームストロングはボソッと「クロ」を自白。唖然呆然のブライアンは、せっかく獲ったベルトを剥奪されてしまいました。
これは誰がどう見ても権力に任せてレフェリーを抱き込んだ茶番。このパワープレイこそ王道ビンスファミリーの真骨頂です。
ブライアンから毟り取ったWWEベルトは「空位」の扱いに。
ベルトが戻ってくるもんだと思っていた前王者・オートンは、それどころか「不甲斐ない奴。もっと悪い事しろ」と悪の重役夫妻から逆アップを食らってしまいました。
一方無冠となったブライアンは例によってメイン戦で散々いじめられますが、今回はそこにロッカールームのレスラー連中が乱入して緊急救出。みんなそろって「Yes」の大合唱です。
これは制裁必至のちょっとしたクーデター。
しかし決起したその面々は、制裁食らって居なくなっても見てる側はあんまり困らないかも…的な何とも微妙なラインナップでした(いちおうRVDは除く)。

PPVで蒔いたタネを翌日のRAWで刈り取るという手法。
WWEにとっての”本チャン”がどっちなのかよく分からなくなってきましたが、超展開の続出はやはり抜群の面白さです。
私としてはトリプルH劇場が続いてくれれば万事OK。できれば毒蛇オートンを引き続き重用してもらえると有難い限りです。

<メモ>
  • トリプルH夫妻の命令に逆らえないビッグショー、殿堂者・ダスティローデスを必殺パンチで泣く泣く一撃KO
  • ステファニーにハッパを掛けられたオートン、地元凱旋のミズを両親の前で失神制裁
  • ポールヘイマンが新たな腹心ライバックに感謝のキスを敢行

WWE PPVスペシャル「ナイト・オブ・チャンピオンズ2013」

録画した日〔2013/9/27:スカチャン1〕

財政破綻のデトロイトで開催された全戦タイトルマッチのPPV。
メイン戦ではダニエルブライアンがランディオートンを下してWWE王座を奪取しました。
前回PPV「サマースラム」でオートン(&トリプルH)にベルトを横取りされたブライアンでしたが、それからほんの1ヶ月足らずでアッサリとベルト奪還を成就。会場のファンと喜びに浸る大団円です。
しかし大体ここらで大音量の「King Of Kings」と共に悪のCOOがブチ壊しの乱入を敢行するはずなんですが…。
その意図は不明ですが、トリプルHは大会オープニングの演説で「如何なる介入も禁止」とこの試合のレギュレーションを制定。
なぜか今日に限ってそのお約束がキッチリ守られ、試合中も試合後も誰一人リングに飛び込んで来ることはありませんでした。
やや気になるのは上級レフェリー・アームストロングの3カウントが高速気味だった事。
いずれにしても極めて薄味だったタイトル移動劇。例によって翌日のRAWが本チャンという位置付けになるのでしょう。

①開幕コント:トリプルHvsポールヘイマン
喋りたくてしょうがないトリプルHがリングを占拠してオープニング大演説を敢行。
そこに、CMパンク戦がイヤでしょうがないポールヘイマンが乱入しますが、COOの話術にハマって逆にアクセルのIC戦がマッチメイクされてしまいました。

②IC王座戦:アクセルvsコフィ・キングストン
トリプルHのビジネスライクな機転が効いて緊急決定した王座戦。その挑戦者は会場人気もあって何かと使い勝手のいいコフィキングストンでした。
とりあえず防衛を果たしたアクセルですが、1日2試合目となるCMパンク戦を前にしての疲労残りが気掛かりです。

③ディーバ王座戦:AJリーvs「Total Divas」の出演ディーバ3人
AJリー対リアリティ番組出演者3人という構図ですが、その3人の中でも対立構図なんかがあったりしてよく分からんフェイタル4ウェイ戦。
最後はAJが無難にタイトル防衛しましたが、ハイライトはナタリヤの前代未聞2枚重ねシャープシューターでしょう。

④世界王座戦:アルベルト・デル・リオvsロブ・ヴァン・ダム
何だか掴みどころのない一戦は、アルベルト・デル・リオが姑息な反則負け。もちろんアメプロレギュレーションに守られてベルト移動はありません。
ちなみに密かに楽しみにしていた、RVDマネージャー・ロドリゲスによる寝返りはありませんでした…。

⑤ミズvsファンダンゴ
急増因縁アングルが勃発した2人による決着戦は「ナイト・オブ・チャンピオンズ」の看板に偽りアリとなるノンタイトルマッチ。
ミズがリックフレアー譲りの足4の字固めでタップアウトの完勝です。

⑥CMパンクvsポールヘイマン&アクセル
これまた看板に偽りアリのノンタイトル戦ですが、格付け的にはメイン級のビッグマッチ。
CMパンクによるヘイマン処刑中に何故かライバック(この日は非番)が乱入。パンクはWWE王座戦線に参戦せず新たな因縁抗争に身を投じるようです。

⑦US王座戦:乱入軍団シールドの薄毛vsドルフ・ジグラー
悪のCOO・トリプルHの忠犬として安定職をGETしたシールドの薄毛が、これといった悪い事もせずに完勝。
受け身の鉄人・ドルフジグラーのプッシュはいよいよこれで打ち止めでしょうか…。

⑧タッグ王座戦:シールドの残り2人vsプライムタイムプレーヤーズ
メイン戦前の休憩タイム。
身体能力だけは郡を抜くクオリティのプライムタイムプレーヤーズでしたが、そつのないシールド2人がアッサリとひねり倒しました。