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2014/06/14

WWE PPV「ペイバック 2014」

録画した日〔2014/6/13:スカチャン1〕

「CMパンク」チャントもチラホラ聞こえたシカゴ開催のPPV。
メインはEvolutionとシールドによる何でもあり形式のエリミネーションマッチでした。
遺恨渦巻く3vs3の結末はなんとシールドによるSweep。
途中苦しいシチュエーションはあったものの、1人も欠くことなくバティスタ→オートン→トリプルHを一気呵成に葬り去りました。
前回PPVに引き続き若手の軍門に下ったEvolution。
あくまでシールドが強かったというだけで誰が戦犯という事はないのですが、あまりに酷い結果にキャプテン・トリプルHによる粛清もあり得るでしょう。
そして勝者シールドは次なるステップへ昇格か?。とりあえず翌日のRAWを注目したいと思います。

①US王座戦:シェイマスvsセザーロ
抜群の会場人気で戴冠ムードが充満していたスイスの超人。
しかし、お得意のジャイアントスイングをブチかました直後に一瞬のスモールパッケージホールドで轟沈してしまいました。

②ローデス兄弟vsライバクセル
因縁や必然性が全く思い浮かばないタッグマッチ。
何があるのかと思ってたら、弟・コーディが兄貴・ゴールドダストに三行半。通算何度目か数えるのも面倒くさい兄弟仲間割れが勃発しました。

③ルセフvsビッグE
130kg級の米露決戦はルセフがキャメルクラッチ(アコレード)で完勝。
この日のために星条旗を振り回す即席パトリオットギミックとなったビッグEも取りあえず頑張ったと思います。

④コフィ・キングストンvsボー・ダラス
生暖かく見守るべきボー・ダラスのPPVデビュー戦でしたが、なぜかケインが乱入してコフィをツームストン葬に。
この謎掛け的超展開にも、キモい新人が場の空気を読むことは一切ありませんでした。

⑤IC王座戦:ウェイドバレットvsRVDロブヴァンダム
バレットが渾身のブルハンマーで王座防衛。
しかし、出戻りの割にそこそこ良いポジションをもらってるロブヴァンダムにとってはバッドニュースってほどの事でもないのでしょう。

⑥ダニエルブライアンvsステファニーマクマホン
悪のCOO夫人・ステファニーから「ベルト返上」or「奥さんクビ」という2択を迫られていた病み上がりのダニエルブライアン。
夫を庇う気丈な奥さん=ベラ姉妹の1人がWWEに三行半を突き付け、ステファニーに闘魂ビンタを敢行しました。

⑦ジョンシナvsワイアットファミリーのデブ大将
何でもありのラストマンスタンディング戦は、セコンドのウーソズによる好アシストもあってシナが完勝。
ジョンシナのハードコア耐性をあらためて認識させる名勝負でした。

⑧ディーバ王座戦:ペイジvsアリシアフォックス
何だかよく分からんプッシュ継続中のペイジが着実にタイトル防衛。
近ごろキレ芸がすっかり板に付いてきたアリシアでしたが、この日は時間の制約があったのか奇行は封印されてしまいました。

WWEスマックダウン #771

録画した日〔2014/6/9:JSPORTS3〕

PPV「ペイバック」を48時間後に控えたアトランタ大会。
ワイアットファミリーのデブ大将は、ウーソズの1人と対ジョンシナの前哨戦=ラストマンスタンディング戦を敢行しました。
最近デビューしたボー・ダラスとかいう気持ち悪い新人はデブ大将の実弟。
業界のメインストリームを気持ち悪く突き進む気持ち悪い兄として、随所に織り交ぜる意味不明な気持ち悪い変則ムーブにも一層の力が入ります。
PPV前の最終プロモをきっちり遂行したデブ大将。近ごろはカルトな教義が新しい秩序っぽくファンに受け入れられちゃいそうな勢いです。
シナのライバルが必ず陥るヒールになりきれない中途半端な状況。
これを上手く自分のモノにして、もう1枚上にのし上がる事ができるでしょうか。

<メモ>
  • ウザすぎる新人・ボーダラスがシンカラ以外から初勝利(vsウッズ)
  • 急に愛国者アピールを始めたビッグE、PPVでルセフと米露決戦へ

2014/06/13

WWEロウ #1096

録画した日〔2014/6/5:JSPORTS3〕

クビの手術を終えたダニエルブライアンがテネシー大会に登場。
悪のCOO夫人・ステファニーマクマホンは、この病み上がり王者にベルト返上を迫ります。
ステファニーの要請は至極真っ当。チャンピオンである以上、如何なる理由においても王座戦に穴をあける事は許されません。
ただそれにしたって言い方はあるというもの。
父親ビンス直伝の容赦なき攻撃性は、子を持つ母となった今も変わりありません。
心身ともに苦境に立つブライアンはベルトの返上を徹底拒否。
これは往生際が悪いというのではなく、COO夫妻の手先であるケインに手術直前に襲撃された事への抗議の意となります。
怒りのステファニーは「ベルト返上」or「奥さん(ベラ姉妹の1人)のWWE退職」を強要。
ブライアンは週末のPPVまでにこの無茶な2択の返答をしなければいけなくなりました。

相変わらず抜群の会場人気を誇るブライアン。
怪我の箇所からして安静が必須のような気もしますが、ここはWWEともども踏ん張りどころ。
ブラック企業と割り切り、ちょっと無理して頑張ってほしいものです。

<メモ>
  • 最近影の薄かったGMマドックスが、やっぱり「you're fired」葬を食らう
  • ホーンスワグルが子牛・エルトリートの尻尾を引っこ抜く大暴挙
  • アリシア・フォックス、超キレキャラっぷりを加速させる
  • 大物ルーキー・アダムローズとボーダラスが、それぞれRAWで初試合

2014/06/11

有吉反省会 「アイドルになりたい…元宝塚女優▼何言ってるかわからない大物レスラー」

録画した日〔2014/6/8:日本テレビ〕

滑舌が悪いというだけでレジェンド・長州力、藤波辰爾を相次いで糾弾した低俗バラエティ番組。
すっかり味をしめたのか、今回、同じく喋りに難のある風雲昇り龍・天龍源一郎がロックオンされてしまいました。
これで4人中3人が陥落した事になる「鶴藤長天」。
盟友たちの惨状を天国のジャンボ鶴田が知ったなら、ショックのあまり失神、その後ビクビク全身痙攣ムーブに苛まれるものと思われます。
全く聞き取れないガラガラダミ声で出演者連中とロックアップする天龍。その喋りの劣悪さは認めざるを得ません。
しかしだからといってバカリズム、大久保佳代子といったアジアタッグ級芸人の前で、我らがミスタープロレスが断罪されるとはいかがなものでしょうか。
また、1枚看板だった長州、藤波の回とは異なり、天龍はよく分からんコスプレ志願の元タカラジェンヌとの2本立て扱いに。
「お前はシェリーマーテルか」。
熱血漢・若林アナがスタジオ実況席に陣取っていたなら、天龍に降りかかった不遇を憂いこう絶叫していたでしょう。
被害者の1人としてVTR参戦したのは、今やすっかり筋肉もオーラも削げ落ちちゃったデンジャラスK・川田利明。名ユニット「天龍同盟」は遥か遠い日の思い出です。
なおこの他、天龍プロジェクト代表でもある実の娘さんやゴング小佐野氏がVTRで登場しました。
大黒柱のガラガラダミ声をカバーするべく、天龍家では“メガホン”を強制導入しているとの事。これにより声が通りやすくなるんだそうです。
どうにも情けない姿ではありますが、メガホンがレボリューションカラーの黄色である事がプロレスファンにとっては微かな救いでもあります。
番組首謀者・有吉が課したガラガラダミ声の打開策は、ノドに良いとされるオリーブオイルの直飲み療法。
かつては元横綱・北尾光司にポマード入りウイスキーを一気飲みさせ病院送りにした超豪傑が、芸人に言われるがままオリーブオイルをチビリと飲み干す…。
「何も言うことはない」で万事OKだった往時とのギャップは、もはや埋めるべくもありません。
そんなこんなでSWS時代の週プロのような陰湿攻撃に青息吐息でバンプを取り切った天龍。
元タカラジェンヌとのダブルメイン扱いだった事もあり、いまいち食い足りない短期決戦でした。
全日=日本テレビならではの秘蔵映像はほとんどなし。いろいろと事情があるのでしょうか…。
そもそも侠気溢れるレジェンドが反省すべきは喋りではなく「酒」のはず。
悪名高き天龍カクテルなど、虚々実々のプロレスチックな豪快ネタがゴールデンタイムにブチ上げられる日を心待ちにしています。

2014/06/10

WWEスマックダウン #770

録画した日〔2014/6/2:JSPORTS3〕

前回RAWと同じO2アリーナで行われたロンドン大会。
ボー・ダラスとかいう気持ち悪い新人がデビューしました。
白のショートタイツに汗でビシャビシャのロン毛という出で立ちのボー。
決めゼリフは自分の名前と“Believe”を引っ掛けた「ボーリーブ(Bolieve)」。意識高い系ポジティブ野郎特有のウザさが全身から漂います。
デビュー戦の相手は、すっかり泡沫マスクマンになってしまったシンカラ。
これを難なく撃破したボーでしたが、試合後に「あきらめるな」とかなんとか暑苦しいメッセージを敗者・シンカラに注入。
やり切った感あふれる笑顔も相まってウザさここに極まれりです。
そんな感じでナチュラルに気持ち悪いボー。
Web情報によるとお父さんはIRS・マイクロトンド。つまりなんと、あのワイアットファミリーのキモデブ大将=ブレイワイアットの弟という事になります。
これはビックリ仰天の超キモ良血。
何よりも凄いのは、そんな兄弟を安易にリンクさせず気持ち悪さで鎬を削らせているWWE。このイズムこそ真のストロングスタイルではないでしょうか。
エキゾチック急行ことアダムローズ同様、とてもメインストリームに君臨するとは思えない売り出され方のルーキー。
当座の目標はファンダンゴかダミアンサンドウか…。
面白キャラに埋もれることなく、あくまで上を目指してほしいものです。

<メモ>
  • 超人・ハルクホーガンが特に脈絡もなくオープニングで演説
  • 熟女・ヴィッキーがアダムローズ一座の御神輿に担がれる悲劇

2014/06/09

WWEロウ #1095

録画した日〔2014/5/29:JSPORTS3〕

「O2アリーナ」で開催されたロンドン大会。
デビュー直後の新人・アダムローズ(ならびにエキゾチック急行の取り巻き連中)も堂々とこの英国巡業に参加しています。
ルネ嬢からのインタビューで怪気炎を上げるアダム。
話の中身はもちろんスッカラカンの空っぽですが、1度見たらクセになるそのキャラは早くも世界中で認知されているようです。
ちなみに「Woh woh」とノリのいいアダムの入場曲(=Break Away)は、イングランド名物の野太い男声チャントと相性抜群。
悪ノリしたロンドンっ子はメイン戦(シナvsワイアットファミリー)の最中にも「Woh woh」を連呼して試合をブチ壊してしまいました。
今回もアダムはゼフコルター&スワガーの極右師弟と一悶着。
なおそのゴタゴタにおいて、賑やかな取り巻き連中は脳ミソのみならず戦闘力もゼロだという事が判明しています。
他にいろいろ重要スポットがあるにも関わらず、1度も試合をしていないルーキーに釘付け。こんなチュッパチャプス脳でWWEを見てるのは私だけでしょうか…。

<メモ>
  • サマーがファンダンゴを略奪したレイラを襲撃
  • 休場中のダニエルブライアンの去就は次回RAWで決定される見込み