前回RAWで緊急決定したランディオートンvsジョンシナの世界王座統一TLC戦。
今回のオクラホマ大会ではその調印式が行われました。
「このあと思う存分やってくれよ」と言わんばかりのテーブル、イス、ハシゴ群に囲まれて並び立った両雄。
昭和のプロレスファンとしては、NWAとWWFの統一戦がハードコア系のお祭りアクションで敢行される事にやや違和感を感じてしまいます。
テーズ、サンマルチノ、フレアー、ホーガン、ストーンコールドetc…とNWA&WWF(E)の歴代王者の名前を語り上げるトリプルH。
今を進むCOOとして時代の流れを組み込んだものの、頑なにオールドスクールを敬愛する一面をのぞかせます。
なお、それぞれの歴代王者の最後に「トリプルHもね」という愛妻・ステファニーの合いの手が入ったのは極悪夫婦のご愛嬌といったところでしょうか。
最後はもちろん使えるモノ全部使っての大乱闘。
ちなみにトリプルH夫妻はこの大騒ぎにはノータッチ。世紀の一戦に関してはどちら寄りでもないスタンスなのでしょうか。
WWEを見てる層に「ごちゃごちゃ言わんと、 誰が一番強いかはっきりさせればええんや」的な最強幻想は一切ありません。
そんな感じでベルトは2系統あった方が何かと都合が良さそうなものを、何故に今?という感じの統一構想。
当日シナが勝った場合、その後のオートンのポジションが確保されている事を祈るばかりです。
<メモ>
- シールドに襲撃されたCMパンクが、トリプルH夫妻を黒幕と断定
- シンカラが復帰。中の人が前と同じかは不明
- ファンクサウルスとテンサイ(元ジャイアントバーナード)が仲間割れの様相を呈す
- 最近見なかったウェイドバレット、意味不明の漫談コーナーで久々登場
- 前回SDのゲロ事変をきっかけにプライムタイムプレイヤーズと極右トリオが抗争開始