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2016/05/11

WWEロウ #1196

録画した日〔2016/5/5:JSPORTS3〕

PPV「ペイバック」直前のハートフォード大会。
元新日のカールアンダーソンとドクギャローズが初試合を行いました。
全日の秋山みたいなコスチュームで登場した2人。ユニット名は「ギャローズ&アンダーソン」となったようです。
相手はロマンレインズの親戚であるウーソズ。AJスタイルズは関与を否定してるものの、これはAJvsレインズの代理戦争的意味合いを持つ対戦となります。
日本帰りの新顔お披露目にWWE実況席は「NewJapan=新日」などのフレーズを連呼。特に解説J.B.L氏は「イノーキ」「チョーシュー」「チョーノ」などの固有名詞を交えて日本プロレスへの敬意を示してくれました。
なお、AJとの“BULLET CLUB”における関係性は“同じクラブに所属”という、何やら大人の事情を匂わせるフレーズに。
しかしそもそもこれらの背景は海外のWWEユニバースに浸透しているのでしょうか…。
新日ファンにはお馴染みの合体技・マジックキラーで初陣を飾ったアンダーソン達。
そしてゴング後にはグロッキー状態のウーソズを無慈悲に制裁。救出に来たレインズと一戦交え、勝手にAJをアシストします。
盟友による一連の大きなお世話にAJは困惑。
「邪魔をしないでくれ」とバックステージでやんわり諭すと、アンダーソン達は今後は正々堂々とサポートする事を約束しました。
もちろんこの約束はあっさり反故に。
アンダーソン達はメインのレインズ-デルリオ戦後に乱入。たまらずAJが制止に加わりますが、乱闘の流れの中でレインズにフェノメナルフォアアームを炸裂させてしまいました。
おいしい立ち位置のまま本番PPVへ突入するギャローズ&アンダーソン。どんなオチが用意されているのか、それとも次のPPVまで引っ張るのか…。
人数ピッタリだからってウーソズと抗争を始めるのだけは勘弁してほしいと思います。

2016/05/10

WWE スマックダウン ハイライト ~アフターバーン~ #870

録画した日〔2016/5/3:JSPORTS1〕

前回RAWでロマンレインズを襲撃したカールアンダーソン&ドクギャローズ。
この日はAJスタイルズとミズの試合に乱入しました。
実際のところ花道に出てきただけなので“乱入”には当たらないものの、2人がAJの勝利を呼び込んだのは事実。
盟友にしてWWE入りの恩人でもあるAJとの絆をあらためて内外にアピールした恰好です。
正統派のAJにとって2人のアシストはありがた迷惑の範疇となりますが、これはあくまで「現時点では」という前置き付きの話。
一転ヒールターンからのBULLET CLUB WWE支部誕生はあるのか?、AJの困った表情が悪の顔芸である事を切に願っています。



<WWEネットワーク>
「OLD SCHOOL」HULK HOGAN WINS WWE CHAMPIONSHIP/JANUARY23.1984
MSGの花道奥で静かに気持ちを高める超人ハルクホーガン。
本人はもちろんの事、世界マットにとっても大きなターニングポイントとなる超々ビッグマッチがいよいよ始まります。
1ヶ月前にボブバックランドからベルトを奪取した現王者・アイアンシーク(マネージャーはフレッドブラッシー)。イラン訛りのブロークンイングリッシュでNYっ子を煽りまくります。
今でこそ最強幻想が熱く語られる凄玉ですが、この日は姑息なダーティチャンプという位置付けでした。
結果はもちろんホーガンがギロチン葬でWWE初戴冠。全世界の予想どおりシークは都合のいいつなぎ役でした。
ちなみにゴングからこの世紀の瞬間までの所要時間はたったの5分。実にアメプロらしい合理性最優先の王位継承劇です。
大ボス・アンドレザジャイアントから手荒い祝福を受ける新王者。
この他フロリダからご両親が駆けつけるなど、リアルアメリカンドリームの実現にドレッシングルームは歓喜に包まれました。
大会の締めはアンドレ軍団vsサモアンズの6人タッグマッチ。理由は分かりませんがホーガン戴冠はこの日のメイン戦ではなかったようです。
ちなみにアンドレ軍団の切り込み隊長を務めたのはロック様の親父=ロッキージョンソンでした。(もう1人はトニーアトラス)
この他、アンドレの兄貴分(?)レネグレイや赤いマスクドスーパースター、ミスターフジ&タイガーチャンリー(=タイガー戸口)の極悪日韓コンビなどもこの日のMSGに登場。
昭和プロレス的に実に嬉しいラインナップです。

後のアメプロ独占の礎となった1.23MSG。
その歴史的大会について、ホーガンvsシークにとどまらずアンダーカードまで丸ごと網羅しちゃってるWWEネットワーク。つくづく恐ろしい廃人養成アーカイブです。