「CMパンク」チャントもチラホラ聞こえたシカゴ開催のPPV。
メインはEvolutionとシールドによる何でもあり形式のエリミネーションマッチでした。
遺恨渦巻く3vs3の結末はなんとシールドによるSweep。
途中苦しいシチュエーションはあったものの、1人も欠くことなくバティスタ→オートン→トリプルHを一気呵成に葬り去りました。
前回PPVに引き続き若手の軍門に下ったEvolution。
あくまでシールドが強かったというだけで誰が戦犯という事はないのですが、あまりに酷い結果にキャプテン・トリプルHによる粛清もあり得るでしょう。
そして勝者シールドは次なるステップへ昇格か?。とりあえず翌日のRAWを注目したいと思います。
①US王座戦:シェイマスvsセザーロ
抜群の会場人気で戴冠ムードが充満していたスイスの超人。しかし、お得意のジャイアントスイングをブチかました直後に一瞬のスモールパッケージホールドで轟沈してしまいました。
②ローデス兄弟vsライバクセル
因縁や必然性が全く思い浮かばないタッグマッチ。何があるのかと思ってたら、弟・コーディが兄貴・ゴールドダストに三行半。通算何度目か数えるのも面倒くさい兄弟仲間割れが勃発しました。
③ルセフvsビッグE
130kg級の米露決戦はルセフがキャメルクラッチ(アコレード)で完勝。この日のために星条旗を振り回す即席パトリオットギミックとなったビッグEも取りあえず頑張ったと思います。
④コフィ・キングストンvsボー・ダラス
生暖かく見守るべきボー・ダラスのPPVデビュー戦でしたが、なぜかケインが乱入してコフィをツームストン葬に。この謎掛け的超展開にも、キモい新人が場の空気を読むことは一切ありませんでした。
⑤IC王座戦:ウェイドバレットvsRVDロブヴァンダム
バレットが渾身のブルハンマーで王座防衛。しかし、出戻りの割にそこそこ良いポジションをもらってるロブヴァンダムにとってはバッドニュースってほどの事でもないのでしょう。
⑥ダニエルブライアンvsステファニーマクマホン
悪のCOO夫人・ステファニーから「ベルト返上」or「奥さんクビ」という2択を迫られていた病み上がりのダニエルブライアン。夫を庇う気丈な奥さん=ベラ姉妹の1人がWWEに三行半を突き付け、ステファニーに闘魂ビンタを敢行しました。
⑦ジョンシナvsワイアットファミリーのデブ大将
何でもありのラストマンスタンディング戦は、セコンドのウーソズによる好アシストもあってシナが完勝。ジョンシナのハードコア耐性をあらためて認識させる名勝負でした。
⑧ディーバ王座戦:ペイジvsアリシアフォックス
何だかよく分からんプッシュ継続中のペイジが着実にタイトル防衛。近ごろキレ芸がすっかり板に付いてきたアリシアでしたが、この日は時間の制約があったのか奇行は封印されてしまいました。