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2012/08/16

ワールドプロレスリングアンソロジー #2「燃える闘魂アントニオ猪木 秘蔵 海外遠征名勝負集」

録画した日〔2012/7/20:朝日ニュースター〕

テレビ朝日所蔵の新日VTRを一般受け無視のマニア目線で大放出するありがたい番組。
今回の#2では、(おそらく)水曜スペシャル枠で放映された猪木海外遠征マッチを3本リリースします。
ドヤ顔ナビゲーター・流智美のチョイスは以下の3戦。
  • 1979年カルガリー大会・スタンハンセン戦
  • 1978年フィラデルフィア大会・”ランバージャック”ジョニーリー戦
  • 1980年フロリダ大会・ボブバックランド戦
金曜8時ではないスペシャル特番枠で放送された試合という点がミソ。いずれもマニア垂涎のラインナップと言えるでしょう。
そして有難いことに、猪木お得意の試合前「猛デモ」も蔵出ししてくれました。

スチュ・ハート招聘のカナダ決戦前日、水温5度の極寒ミネワンカ湖で行われたブリーフ一枚(おそらくBVD製)のスイミングデモ。
若手アナ・古舘伊知郎はビックリでしょうが、後に糖尿病治療で氷風呂に浸かりまくる猪木にとっては「どうって事ねぇよ」というイージーモードなんでしょう。
アントンスマイルの割に顔色が真っ青なのが気にはなりますが…。

ジョニーリーとかいう訳の分からん空手家との決戦前に、フィラデルフィアの公園でジョギング&公開スパーを敢行するアントン。
フィラデルフィアくんだりまでお供をする荒鷲・坂口征二と外敵・ストロング小林のカッタリー感が印象的です。

もちろん、試合内容も充実の一語(ジョニー・リー除く)。
ニューヨークの帝王・ボブバックランドによるキーロックムーブはいつ見ても絶品です。

アントニオ猪木という定番案件すら普通に見せる事はしない、マニアックにも程があるマッチメイクに走るこの番組。
これはもう、行けるところまで行ってもらいましょう。