痛快！河内山宗俊 #3「ここ一番の大勝負」

録画した日〔2013/10/21：時代劇専門チャンネル〕

仲人を務めた結婚式をヒール連中の乱入でブチ壊された河内山。
子分の火野正平と出門ヒデを相手に、近所の飲み屋で大荒れの様相です。

メンツを潰された河内山はリベンジを宣言。
ヒール連中のボスは悪徳な御徒目付。出門ヒデの調査によると、商人の息子を養子に取って無慈悲な搾取を繰り返すという「余罪」があるようです。

ヒール連中の構成員役で参戦していたのは旅番組の帝王・阿藤快(海)。ボスのもとに養子に来た味噌商店の御曹司・松山政路(省二)を憎々しくイジメ抜きます。
そしてこのシーンをたまたま見てたのがナゾ多き侍・原田芳雄。
この時点で河内山と原田芳雄の利害関係が一致しました。

リベンジ案を練り上げた河内山は憎っくきボスの豪邸を平身低頭に訪問。
「立派なお宅ですねぇ」と阿藤快ばりのヨイショを織り交ぜつつ、欲の権化の御徒目付にウマ味たっぷり持参金付きの養子縁組ネタを持ちかけます。

こうして河内山が斡旋した養子はなんとベロンベロンの原田芳雄。
初の本格タッグを結成した2人は、持参金どころか御徒目付に殺された味噌商店店主の死体を買い取らせるハードコア商法でまんまと1000両の大金をせしめました。

クライマックスのブッタ斬りパートは今回も原田芳雄が担当。
河内山は華麗なマーシャルアーツ殺法で雑魚連中を排除する役回り。あくまで殺陣には参戦しないのがこのドラマの仕様なのでしょう。

真面目な市井人をたぶらかす悪徳ヒール役人と、それをあの手この手で懲らしめ最後にギャフンと言わせるちょいワルヒーロー河内山。
実に分かりやすい勧善懲悪ストーリーだった今回。
今後もぜひこんな調子で、超大物ゲストの参戦もなるべく早めにお願いしたいものです。