Translate

2014/02/13

WWE トリビュート・トゥ・ザ・トゥループス2013

録画した日〔2014/1/21:スカチャン1〕

毎年恒例の米軍慰問興行。
今回の舞台は、12万人規模の威容を誇るワシントン州ルイス・マコード統合基地です。
オープニングはダニエルブライアンとワイアットファミリーのデブ大将によるシングル戦でしたが、例によって1vs3のハンデ戦状態に。
そこにCMパンクが助けに来て、ジョンシナも駆けつけて、当代ベビーフェイス揃い踏みによる6人タッグが緊急実現。
そんな絵に描いたようなお約束勧善懲悪マッチに、屈強のUSA軍の皆さんも分かっちゃいるけど大喜びです。
リングが設営されたのは基地内にある格納庫との事。剥き出しの戦車や戦闘機は演出上のお飾りではないようです。
もちろん格納庫だろうと何だろうとエントランスや照明のクオリティはRAWやスマックダウンと同レベルのガチンコっぷり。
WWEがこの慰問公演に注ぐ気合の程がうかがえます。
踊る阿呆・ファンダンゴとパートナー・サマーレイは格納庫内でも華麗なステップを披露。
解説者・JBLによるとサマー嬢は「第二次世界大戦マニア」だそうです。
見目麗しのルックスとはどう考えても結び付かない、何とも突飛なミリオタ説。これはレッスルマニアに向けた新展開の予兆なのでしょうか。
メイン戦はビッグショーvsダミアンサンドウという微妙なカード。
毒舌腹話術師・Jeff Dunham(ジェフ・ダナム)の激励を受けた大巨人が、特大パンチでUSA軍トリビュート興行を締めくくりました。
エンディングはレスラー軍とUSA軍で「Yes」チャントの大合唱。
私としてはジョンシナの優等生的な愛国演説が聞きたかったのですが、WWEの今のトレンドはこちらなのでしょう。
USA軍の名のもとに今日だけはヒールとベビーが「休戦協定」。皆んなで感謝のYesを捧げます。
やや腑に落ちないのは「We The People」の極右オヤジ・ゼブコルター(およびジャックスワガー&アントニオセザーロ)が不在だった事。
ギミック的にはこの格納庫リングのド真ん中に立つべきだったのではないのかと…。