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2013/05/05

ゴッドタン「マジ歌ライブ2013(前)」

放送時間〔2:10~2:35:テレビ東京〕

4月18日に開催された「マジ歌ライブin渋谷公会堂」の模様を2週にわたって放送。
初日のヘッドライナーは、”ジェットエクスタシー”と”ヘブンオブアメリカン”の2大キラーチューンを引っ提げたフットボールアワー後藤氏でした。
他の参加芸人にステージを温めさせ、1人堂々と遅刻をしてきた後藤氏。
この「遅刻」というのがアーティストにとってはとても重要。不良性や大物感にさらなる箔を付けるための必須アングルです。
なお顔面から流血しているのは、屈強なボディガードを潜り抜けてきたためとの事でした。
特注の55万円ギターを装着した後藤氏の1曲目は、もちろん「ジェットエクスタシー」。
イントロにたっぷり時間を掛けオーディエンスを焦らし、タメにタメた上での一吠え「ジェッタシー」には王者の貫禄すら漂います。
2曲目は最新チューン「ヘブンオブアメリカン」。
ここで後藤氏は、イントロのピョーピーという口笛に失笑した一部オーディエンスに対し猛激怒。演奏をストップしてしまいました。
超大物アクセル・ローズのボイコット芸を踏襲するのか?、スキャンダラスな次代の大物としてそのポテンシャルは全開状態です。
いつもは誰かが笑ったら演奏中止となる番組ルールのため、なかなかフルコーラスを聴くことができなかった「ジェッタシー」と「ヘブリカン」。
2曲まとめてONAIRされた今回は、大変貴重なライブ音源といえるでしょう。
BOØWYの解散宣言など幾多の歴史を紡いできた「渋公」は超満員。
そのステージでヘッドライナーを務めるとは、ギターを特注する程のロック好き・後藤氏にとって感慨深いフェスだったのではないでしょうか。