録画した日〔2012/12/5:フジテレビ〕
ビートルズ所轄のアップル社が英国BBCと共同製作したドキュメンタリー。
メンバー4人とジョージ・マーティンの証言インタビューで構成される、楽曲重視の内容となります。
ファーストアルバムの1曲目「I Saw Her Standing There」からAbbeyRoadの「The End」まで、主要曲を駆け足で一気に振り返る1時間。
ドキュメンタリーというよりもダイジェストといった感じでしょうか。
20年以上ビートルズ初級で止まっている私としては、どこまでが定番ネタでどこからが新ネタかは解釈不能。
それにしても聞いた事あるネタばっかりだなぁと思ったら、これは2009年9月にNHKが放送済みの番組。そういえば一回見たような気もしてきました…。
いずれにしても、分かっちゃいるけど釘付けになってしまうビートルズ怒涛の名曲ラインナップは圧巻の一語です。
つくづく思うのは、スタジオ引きこもりバンドになって正解だったという事。
所詮はマジメな音楽オタク4人。音楽人としての生き残りを賭けた究極の選択は、結果的に全人類に福音をもたらす素晴らしい選択でした。
途中、なぜかちらっとフレームインした我らが御大・ミックジャガー。
ただ別シーンでジョンレノンが逆再生の手法について「ザ・フーもジミ・ヘンドリクスもやってない」と語っているように、ストーンズは音楽面で彼らの視野にはあんまり入ってなかったようです。
アップルとBBCという大正義がタッグを組んだ王道ドキュメント。
お宝映像を自由に使えるのなら、今度は仲間割れ大乱闘寸前の「トゥイッケナム・セッション(Twickenham Session)」をドラマチック、プロレスチックに再編集してほしいです。