GM・ブッカーT施行の接触禁止令下に置かれているビッグショーとシェイマス。
PPV「TLC」48時間前のコネチカット大会では、シェイマスが乱闘のドサクサでビッグショーにタッチしてしまいました。
蚊が止まったようなシェイマスの微タッチをあげつらえ、ビッグショーは鬼の首を撮ったかのように「契約違反」だと主張します。
こんな時に役立つのがハーバード出身のインチキ弁護士・オタンガ。
お咎め無し&王座戦決行を主張するGM・ブッカーTを「逮捕歴があっても法律は知らないようだな」とシュート極まりない罵詈雑言で攻め立てます。
そこに乱入したのは当事者・シェイマス。パイプ椅子片手に「王座戦中止ならこの場でブチのめすまで」と猛襲予告です。
怖気づいたビッグショーは直ぐさま提訴を取り下げ。ポツンとリングに残されたインチキ弁護士・オタンガは、全WWEユニバースの予想どおりブローグキックで撃沈の憂き目に会いました。
この「接触禁止シバリ」アングルはエンディングまで引っ張られます。
例によってシェイマスの試合に乱入するビッグショー。あくまでもシェイマスから先に手を出させる魂胆で、えげつない挑発を繰り返します。
もはや暴発寸前のシェイマス。それを制止したのは、英連邦つながりの盟友・ウイリアムリーガルでした。
ラストはビッグショーのパイプ椅子爆弾を、リーガルが身を挺して被弾。王座戦の為にそれでも手を出せないシェイマス。フラストレーションは完全に沸点到達です。
WWEの定番アングル「接触禁止令」。ここまでしつこく徹底すれば、見ている方の思い入れもだんだんと深くなるものです。
ギリギリまで弓を引いた状態でPPVに向かうシェイマスの何度目かの覚醒に期待です。
<メモ>
- 干され毒蛇オートン、シールド襲撃で台詞すら無く病院送り
- ほぼベビーターンのダニエルブライアンが「Yes」を解禁