日本テレビのプロレスアーカイブ。1ヶ月に1本ぐらいのペースで放送されています。
今回は昭和61年、元横綱・輪島のアメリカ武者修行が中心。試合はショッパイですがバックステージで貴重なシーンが連続します。
[馬場さんのキャデラックで会場移動]
運転席は馬場さん、助手席輪島、後部席に馬場夫人、マスクのまま三沢タイガー。
灼熱のカンザスで覆面、そしてこの同乗者。三沢にとっては地獄の時間だったでしょう。
[グレートワジマVIP待遇inメトロドーム]
リング上での「私服挨拶」は大物レスラーの箔付けとして良く使われます。
大プロモーター馬場さんの豪腕で、その儀式をビッグマッチにねじ込みました。
[3人でプロレス観戦]
セントルイスの狭い二階席に縮こまって、世界最高峰NWA戦を視察。
ちなみにこの試合でネイチ・フレアーが4度目の返り咲きを果たしています。
[オコーナーと公開スパー]
ハワイで馬場&パットオコーナーという二大巨頭から英才教育を受けます。
全日の練習風景の映像は興味深いです。
しかし輪島と馬場さんは、ハワイでバーベキューしたり緊張感が殆どありません。
角界指折りの「トンパチ」で底抜けに明るい輪島と、それを見守る好々爺の馬場さん。
見ていてほっとする、ハートウォーミングなドキュメントでした。