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2014/04/30

ワールドプロレスリングクラシックス#124「アントニオ猪木特集」

録画した日〔2013/5/26:テレ朝チャンネル2〕

晩年ともいえる昭和60年と平成元年から1試合ずつ。
いずれも会場は両国国技館です。
「猪木の目にバーニングスピリットを見た」と日本プロレス史上屈指の名言を残したブルーザーブロディ。
その初遭遇から1か月後のS60.4.18、ベストウェイト130.5kgに仕上げてきた超獣はツェッペリン原曲Verの「移民の歌-Immigrant Song」に乗って初対決の舞台・両国国技館に見参しました。
一方、グッドシェイプのブロディとは正反対にぐるぐる巻の包帯姿が痛々しい猪木。コミッションドクターの診断によると左ヒジ筋膜炎という重傷だそうです。
もちろん犯人は目の前のブロディ。
試合前の支度部屋に乱入し、チェーンで猪木を滅多打ちにしていました。
この無法襲撃は「国技館チェーン持ち込み禁止令」にキレたガチ犯行という説も。
まあ、そもそも“禁止令”自体アヤしいんですが、その一方で「この男ならやりかねない」と思わせてしまうのが唯我独尊のインテリ超獣・ブロディ。
この手のネタの権化である猪木ともども、虚々実々の美しきプロレスファンタジーです。
TVで見ている側からするとかなり興醒めだった試合前のハプニング。
しかし、国技館内にこのネタは伝わっていなかったのか、超満員11,066人のファンは両雄の一挙手一投足に大爆発。初顔合わせの天才2人は一進一退充実のロングマッチを創り上げます。
私としては「噛み合わなかった」という記憶の猪木vsブロディですが、この4.18両国決戦に関して言えばそれは記憶違いだったようです。
まだまだお互い探り合いの段階だから良かったのか?
両リン決着でも十分納得、次へつながる熱いファーストコンタクトでした。

東京ドーム進出を2ヶ月後に控えた平成元年2月の両国。この日は旧ソ連「レッドブル軍団」のお披露目大会でもありました。
晩年を象徴する紫紺のガウンに身を包んだ猪木。
レッドブル招聘という大仕事を終えたからなのか、かなりお疲れの模様です。
対戦相手は革命やら世代闘争やらが何となく落ち着いた感のある当時37歳の長州力。
前年7月の札幌で猪木から初フォール勝ち、ライバル藤波は怪我で小休止と、もはや大旗を掲げずとも天下が転がり込んでくる勝ち戦の様相を呈しています。
無慈悲なリキラリアット6連発でふたたび猪木をマットに沈めた長州。
本来なら両国爆発クラスの大事件であるにもかかわらず、お客さんはどこか淡々とした感じでした。
これは2度目の出来事だったからというよりも、すっかり細くなった猪木の体を見て最初から覚悟をしていた結末だったからではないでしょうか。
そして飛び込んできた、藤井アナによる「猪木が泣いてます!」の渾身レポート。
両脇を抱えられた敗者・猪木は涙で顔がグシャグシャ。
これぞまさに落日の闘魂。言葉無くして執り行われた超過激な世代交代の儀式です。

ブロディ戦の時が42歳、長州戦では45歳。
21世紀の観点ではまだまだこれからという年齢ですが、人の100倍以上の密度と速度で突っ走ってきた燃える闘魂としてはもはやクタクタボロボロの状態だったのでしょう。
とは言えこの後もベイダー戦やら馳浩戦やら超絶マッチを世に残していく猪木。
ひとたびリングに上がれば決して誰も裏切らない、信頼度100%のスーパースターです(あくまでリングの上では…)。

2014/04/29

WWEスマックダウン #765

録画した日〔2014/4/28:JSPORTS3〕

前回RAWにおいて伝説のユニット「Evolution」を復活させたトリプルH。
ナッシュビル大会のオープニングでその大義名分を長々と演説します。
なんだか難しい御託を並べてご満悦のCOO。
要点としては「シールドはオレが育てた」「でも調子に乗りすぎ」「次回PPVでEvolutionが始末する」というものでした。
つまりEvolutionの10年ぶり再結成は、新鋭シールドを粉砕するための緊急措置という位置付けです。
ベビーターンしたシールドとしては願ってもないステップとなるビッグネーム相手のPPV決戦。
しかし最も恩恵を受けるのは、延々とくすぶり続けているオートンとバティスタではないしょうか。
本人達もファン達も「良かった頃」を思い出せる円満ブックに期待です。

<メモ>
  • ホーンスワグルとエルトリートが日本基準放送禁止の抗争開始
  • ゴリ押し開始のディーバ・ペイジ、アクサな相手に手堅く防衛成功

消えた巨人軍 #5

録画した日〔2014/4/11:日本映画専門チャンネル〕

ラスボス(西村晃)の特定などなんとか外堀が埋まってきたジャイアンツ誘拐劇。
しかし今だ解決に至らぬまま、ナイター阪神戦のプレイボールが間近に迫ります。
甲子園のバッティングゲージに佇むミスタータイガース・掛布。試合開始2時間半前の15時55分、猛虎軍団の練習が開始されました。
この裏で巻き起こっている大事件を阪神ナインとファンはもちろん知る由もなし。
憎っくきジャイアンツの「敵前逃亡」が発覚したなら虎の聖地甲子園は大変な騒ぎになるでしょう。
ジャイアンツ球団は15時から緊急会見。ダンディな球団代表・岡田英次の口から遂に「誘拐」の文言が発せられます。
驚愕の事実にどよめくブン屋連中へ警部・大坂志郎は報道管制を要請。警察としてももはや引くに引けない状況、事件は遂にクライマックスへ突入します。
そんなガチガチの報道管制をスリ抜けたのは、母親の会話から状況をGetしていた大坂志郎の孫。
都内公園で「長嶋、王、張本、柴田、高田、堀内、新浦が全員誘拐!」と大演説をブチ上げます。
イケメンの小林繁や西本、定岡よりもカッパ新浦にプライオリティを置くこのクソガキ。実に将来有望なジャイアンツ狂予備軍です。
前回#4で捜査に熱を入れすぎ西村晃宅で爆死寸前だった水沢アキ。
ここは夫・藤岡弘が”スパークする役者バカ”の本領を発揮し、マンションの窓から突撃して新妻を救出しました。
無事仕切り直しした新婚夫婦は、この後強引な推理でジャイアンツ監禁場所を大阪府高槻市のどこかと断定。タクシーで市内に急行します。
しかし単独捜査の2人が高槻市内を隈なく捜索することは不可能なこと。
そこで藤岡弘は、原っぱで野球をするジャイアンツファンの地元チビっ子たちを駒とするローラー作戦を敢行します。
やや気になるのは高槻市のチビっ子たちの猛虎魂不足。これは土地柄なのか大本営ドラマのプロパガンタなのか真意の程は不明です。
地の利を持ったチビっ子たちはジャイアンツ一行が監禁されている旅館をすぐに発見。
そこにはなんと、犯人グループ2人からライフルを向けられたまま黙々とトレーニングをする選手達の姿がありました。
銃口になど動じない、この辺りはさすが屈強のスポーツエリート集団。
まあ、犯人やらライフルやらより身内の張本選手の方がよっぽど恐いんで慣れたもんなのでしょう。
なお練習シーンはガタイのデカい影武者連中が吹き替え、その他ユニホームや王選手の1本足特訓風景のカットで表現されました。
いくら全面協力とはいえ、ライフル向けられての練習シーンなどシーズン中に撮影許可が下りるはずがありません。
チビっ子から情報を得た藤岡弘は旅館へ突入。ほぼ同時に東京から情報を得た大阪府警が旅館を包囲。
そんなこんなで試合開始1時間前の17時16分にジャイアンツ一行は解放され、大阪府警白バイの先導で甲子園球場へ向かいました。
事件からこちらもようやく「解放」された広報課長・山田吾一も大喜びのバンザイ連呼です。
こうして何事もなくプレイボールとなった伝統の一戦。
タイガースの先発は後のスポーツ平和党・江本孟紀。キャッチャーは後のタブチくん・田淵幸一でした。
宿敵の大本営ドラマにもかかわらず、練習風景から試合までなぜか全面協賛のタイガース。猛虎の懐の深さを感じさせる一幕です。
忘れてならないのが犯人グループのラスボス・西村晃。大物感を漂わせたまま海外逃亡寸前に空港でパクられました。
ヒトラーを崇拝し大の巨人ファンだという黄門様の動機は、5億のカネだけでなくジャイアンツを自らの手で掌握したかったからだとか。
ちなみに解放を1日遅らせたのは謎掛けでも何でもなく、単に搭乗予定の飛行機が飛ばなかったからだそうです。

警視総監賞モノの大奮闘を見せた藤岡弘と水沢アキ。
ダイナマイトで爆死寸前だったトラウマなど全くないようで、イチャイチャと新婚旅行のプランを練り直します。
一歩間違えば警察組織が崩壊するレベルの隠密独断捜査を展開した父・大坂志郎。全ての帳尻を合わせた上で孫と仲良くナイター観戦です。
これもジャイアンツ教の福音、持つべきものは優秀な部下と娘婿といったところでしょうか。
大詰めでチビっ子の力を借りる超展開があったものの、巨人軍全員誘拐という荒唐無稽さを忘れさせるスジの通ったストーリー展開。
ミステリーに全く興味がなく、ジャイアンツお宝映像だけが目当てだった私も十二分に引き込まれるドラマでした。
でもやっぱりミスター、王さん、柴田にシピン…、もうちょっと秘蔵シーンが見たかったような気もします。

消えた巨人軍 #4

録画した日〔2014/4/11:日本映画専門チャンネル〕

身代金5億円を受け取ったにもかかわらず巨人軍を解放しない犯人グループ。
事件発生3日目を迎え、球団代表・岡田英次による情報統制にも綻びが生じてきました。
大坂志郎との交流もある東西スポーツ・大和田伸也は土井、河埜、淡口の奥さんに電話突撃を掛けて異変を確信。
「こりゃ、一面ベッタリのとてつもない記事になるゼ」と昭和まる出しのボキャブラリーでブン屋の嗅覚を研ぎ澄ませます。
母・赤座美代子(大坂志郎の長女)の会話から”誘拐”という事実を知ってしまったのは大坂志郎の孫。
90番シャツに身を包むジャイアンツ狂予備軍のクソガキは「王や張本はどうしちゃったのさ」と安否不明のヒーローたちに心を傷めます。
非番中に事件に首を突っ込み家族に情報を漏洩する警部・大坂志郎。警察組織への信頼を揺るがすレベルの軽率っぷりです。
そんな大坂志郎主導で進められている捜査は、前回#3における実行犯・平泉成の仲間割れ射殺事件を受けて急展開。
警察サイドとしては、隠密行動必須の誘拐事件ではなく1つの殺人事件として動きやすくなりました。
なお、チョイ役刑事として参戦したのは小林稔侍と風間杜夫の実力派2人。
本人はともかく、娘婿になった藤岡弘も含め大坂志郎の周囲は実に人材豊富です。
一方、新婚旅行中の藤岡弘と水沢アキは引き続き大阪で独自捜査を展開。
ここで特筆すべきは完全覚醒した水沢アキ。
「柴田って誰?」といった具合に野球に関しては相変わらずですが、豊富な好奇心と行動力、鋭い勘で時に夫・藤岡弘をリードする程の大活躍を見せます。
大阪の2人は、野球トトカルチョの罪で平泉成らとパクられた過去がある西村晃に接触。
現在はセレブな不動産屋である黄門様は関西風すっとぼけを貫きますが、その面構え、役者としての格などを踏まえると彼が犯人サイドのラスボスで間違いないでしょう。
そしてこのラスボスとの対峙で水沢アキの好奇心と行動力が仇になることに。
藤岡弘と別行動で西村晃を単身再訪した水沢アキは、全て見透かされダイナマイト括り付けの刑に処されてしまいました。
ダイナマイトは玄関ドアを開けると着火爆発する構造。
そして西村晃は5億円を持って悠々逃亡。すれ違いにマンションを訪れる藤岡弘が死刑執行人となる冷酷無情な仕掛けです。
今回#4は藤岡弘がそのドアを開ける直前で終了。絶妙な仕掛けを施しストーリーは最終イニングへ突入することとなりました。
今回もジャイアンツ関連映像はほんの僅か。いずれも過去3回既出のものでした。
それはともかく次回は早くも最終回。大本営ドラマだけにもちろんハッピーエンドなのでしょうが、どんなオチが用意されているのか楽しみな展開です。

2014/04/28

消えた巨人軍 #3

録画した日〔2014/4/10:日本映画専門チャンネル〕

巨人軍誘拐事件を独自捜査する藤岡弘/水沢アキの新婚夫婦。
岐阜羽島駅におけるリサーチの結果、犯人グループの拠点は大阪にあると断定します。
とんぼ返りした大阪のホテルで、犯人グループにスパナで後頭部をブン殴られてしまった藤岡弘。
新婚ボケというエクスキューズがあるにせよ、岐阜羽島からツケれた上にたやすく背後を取られるとはサムライ藤岡として弁解の余地がない大失態です。
そんな手負いの藤岡弘をがっちりサポートする水沢アキ。
捜査などには全く疎かったものの、この日1日で警部の娘という良血が一気に開花。
TELでの聞き込み捜査といった地味な作業も厭わない、実に頼もしい相棒っぷりです。
一方、球団事務所のある東京側でも大きな動きが。
選手とファンを最優先するダンディな球団代表・岡田英次は、単独行動で犯人に5億円の身代金を渡します。
この5億円受け渡しの舞台は「男女7人」でもおなじみの川崎-木更津間フェリー。巧妙な誘導により木更津港で車ごと持っていかれてしまいました(後に近所の雑木林で発見)。
単身乗り込んだにもかかわらず岡田英次は犯人サイドとコンタクトを取れずじまい。
車内に仕掛けたテープレコーダーが唯一の成果、手がかりとなります。
なお、幸か不幸かこの日の甲子園地方は大雨。試合は雨天中止となり「16時」というタイムリミットもひとまず棚上げになりました。
14時台に既に5億円を受け取っていた犯人サイドはここヘ来て解放を翌日に延期。巨人軍サイドに不安と焦燥が募ります。
こうして足掛け3日目を迎えてしまった誘拐事件。
広報課長・山田吾一ののらりくらり戦術でマスコミへの情報漏れはありませんが、その均衡もそろそろ限界といったところでしょう。
選手側ではカッパ・新浦投手の奥さんが「旦那と連絡が取れない」と3日目の朝に球団へTELを入れてきたそうです(山田吾一が適当にあしらった模様)。
大阪と東京の捜査網から実行犯の1人として浮上したのが、元ノンプロ選手で今は「生活コンサルタント」とか言う謎の肩書を持つ平泉成。
ブン殴られた後遺症もなさそうな藤岡弘は、平泉成が新幹線で東京へ向かっている情報をキャッチ。それを受けた義父・大坂志郎の判断により東京駅に緊急配備体制が敷かれました。
張本選手級のガラの悪さで東京駅に姿を現した平泉成は、警察のマークに気付かないまま池袋方面へ移動します。
そしてそのさなか、ミスターの母校・立教大学の正門前で想定外の大ハプニングが勃発。
なんと何者かが平泉成を狙撃、こうして事件の重要参考人である男の口は永遠に閉ざされてしまいました。
激動の展開に今回もジャイアンツお宝映像はほとんど出る幕なし。
この放送の半月前(S53/8/30)に飛び出した王選手「800号」シーンがカットインされるぐらいでした。
突っ込みどころが少なく目の離せないストーリー。
冷やかし気分で見始めた私としては嬉しい誤算といったところです。

2014/04/27

WWEロウ #1090

録画した日〔2014/4/24:JSPORTS3〕

レッスルマニア後もワイアットファミリーとの抗争を続けるジョンシナ。
今回のアラバマ大会では、得意のおしゃべり攻勢で3人を追い込みます。
この日はなぜかブーイングも少なく舌好調のジョンシナ。
お互いの近況を丁寧に説明した上で相手の長所短所を事細かにバッシングするという、いつもながらの優しさ溢れるマイク爆弾を投下しました。
お約束のPhotoshop捏造攻撃では、芸のなさそうなファミリー構成員2人にもスポットを当てる気配りを披露。
自分のノルマを達成したうえで後輩たちに分け前を…。
すっかりそんな中間管理職チックなポジションにいる10年選手・ジョンシナです。
次回PPVでもメインストリームへの参戦は無し。
「満を持して」の時期は夏なのか年末なのか、それとも来年のレッスルマニアなのか?。腐らずクソ真面目に突っ走ってほしいものです。

<メモ>
  • IC王者・ラングストンへの挑戦権を賭けた中途半端なトーナメント開催
  • ダニエルブライアンはベラ姉妹の片方との新婚旅行で本日欠場
  • トリプルHがフレアー抜きの「エボリューション」を再結成
  • ビンスほか全メンバーが超合金戦士・アルティメットウォリアーを追悼

WWEスマックダウン #764

録画した日〔2014/4/21:JSPORTS3〕

レッスルマニアでWWEのトップを襲名したダニエルブライアン。
ルイジアナ大会のリングでは、かつての大看板・ハルクホーガンから祝福&お墨付きをもらいました。
ホーガンにベタ褒めされ恐縮しきりだったブライアンは、ハルカマニア大暴走ポーズ競演で感激の極みへ。
これは以前、R指定のスーパースター・エッジにも施された祝福。彼ら叩き上げ系レスラーに対するトップ認定式の意味合いがあるのでしょうか。
メンバー的に、7月の来日公演でも一枚看板を担う事になりそうなブライアン。
と思ったらホーガンも緊急参戦予告、東京/大阪でのハルカマニア大暴走をブチ上げた模樣。
超人曰く「ハルカマニアが東京と大阪で暴走したら、お前たちはいったいどうするんだ、ブラザー!?」。これはもう「Yes」で行くしかないでしょう。

<メモ>
  • シナは引き続きワイアットファミリーとの抗争に付き合うことに。
  • ファンダンゴが相方をサマーからレイラに乗り換える