PPV「マネー・イン・ザ・バンク」翌日のクリーブランド大会。
WWE王者・セスロリンズの前に最強の次期挑戦者が出現しました。
誰の力も借りなかった前夜のベルト防衛劇。
増長っぷりここに極まれりのロリンズは、身内のAuthority軍のみならず地元の超スーパースター・レブロンジェームス(=King James)までも格下扱いして我が世の春を謳歌します。
まあこれはステップアップの過程と解釈すればギリギリありの範疇。問題なのはCOO夫妻トリプルH&ステファニーとの距離感です。
公衆の門前で不要論をブチ上げられ当然面白くない夫妻。
面と向かっての非難はしないものの、次期挑戦者を一方的に決定するという恐怖のトップダウンをロリンズへ向け発動させました。
そして王座戦線ド真ん中に登場したのはこの男、超大物ブロックレスナー。
部下ロリンズを懲らしめるにしてはいくらなんでも十分すぎ。Authority軍からのベルト流出も辞さないCOO夫妻による禁断の猛獣解放です。
恐怖の「スープレックス祭り」に失禁寸前のロリンズ。
レッスルマニアにおける因縁は未精算。ヘタレ王者としてレスナー戦は絶対に避けなければいけない事案となります。
すっかりベビーフェイスとして迎えられたレスナー。
毎週頑張ってるアンブローズやロマンレインズ達には申し訳ないですが、醸し出すオーラは彼らと比べものになりません。
レギュラーになったらこの魅力は薄れてしまうかも。
最強パートタイマーのポジションで今後もトップ戦線に刺激を与えてほしいと思います。
<メモ>
- マネーカバン保持者・シェイマスは取りあえずランディオートンを抗争をしていく模様
- ロマンレインズとワイアット、どちらも得しなそうな抗争を正式に開始
- NXT王者のデブ・オーエンスが、地元の有名ヒップホッパー「マシンガン・ケリー(Machine Gun Kelly)」を無慈悲にパワーボム葬