お客さんのテンションが異常に高い英国リバプール大会。
ここ1週ほど休暇を取っていたジョンシナが復帰、サバイバーシリーズ5vs5戦のチーム編成に本格着手しました。
アンフィールド級の野太いチャントによる「John Cena sucks!」の出迎えを食らったシナ。
しかし百戦錬磨のトーク術ですぐさま客席から主導権を奪還。目下の懸案であるライバックの去就ネタ(Authority軍orシナ軍)をリバプールのド真ん中で叫びます。
あくまでライバックの意思を尊重するシナと、ライバックにオイシイ待遇をアピールするAuthority軍のトリプルH夫妻。
それを受けたキーマンは何とAuthority軍への参画を決断。メインに組まれているシナvsライバックは両軍の代理戦争となりました。
この日は両軍ともにメンバー集めが急ピッチ。
Authority軍は既存のロリンズ&ケインに加え、ライバック、マークヘンリー、ルセフ(ただしラナ嬢抜き)の5人。シナ軍はシナ本人とジグラー、ビッグショー、シェイマスの4人という構成に。
まあもちろん、あくまでも「仮」ではあるんですが…。
こうして迎えたメイン戦では、全世界の予想どおりライバックとAuthority軍が大分裂。
かと言ってライバックがシナと組む様相は無く、両軍とも5vs5戦の確定メンバーはひとまず4人ずつという状況になりました。
そんな中エンディングにカットインしたのはワイアットファミリーのデブ大将じゃない2人のうちの1人。「最後のピース」を埋めるのはこのヒゲモジャとライバックの2人となる様相です。
だとすると毒蛇オートンはストーリー上の完全な捨て駒ということに…。何とも切ないWWEの人事レースです。
<メモ>
- ジャックスワガーが知らないうちにシナ軍入り→すぐさま負傷リタイアという酷いアングル
- 影武者ダミアンミズドゥが本家ミズを凌ぐ声援を受ける
- ホーンスワグルもミズの影武者に。解説者JBLはなぜか「リトル蝶野」と絶賛