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2014/01/19

ワールドプロレスリングLIVE2014 第1弾〜CMLL FANTASTICA MANIA 2014〜【生中継 後楽園ホール】

放送時間〔12:00~15:00:テレ朝チャンネル2〕

1.14大阪で開幕したルチャリブレ系シリーズの最終戦。
真っ昼間12時ゴングの後楽園大会です。
第一試合に登場した謎の超大型マスクマン「マスカラ・ドン」。
インターネット番組”中西ランド”出身という情報以外、国籍やキャリアなどその正体は全くもって不明。
ただ肌の色や風貌から判断すると、レスリング経験のある40代中盤の関西人と思われます。
ルチャとは乖離したパワー殺法がウリのマスカラ・ドン。
試合終盤には「ホー」絶叫からの重爆ラリアットを披露するなど、対戦相手のTAKAみちのく&タイチを終始圧倒します。
このムーブから推察するにトレーナーは野人・中西学か。そういえば中西の必殺技はマスカラドンならぬ「上からドン」です。
何ちゃらマリポーサとか言うストレッチ技で見事勝利を飾ったドンでしたが、パートナー・マキシモの祝福キス要求には思わず命乞いポーズ。
結局最後はメヒコの伝統を継承する正統派オカマレスラーの毒牙にかかってしまいました。
セミファイナルでは変なオーバーマスクの中邑真輔と軽めのフェイスペイントをした棚橋弘至が6人タッグで激突。
新日の王道路線にちょっとしたルチャ系アレンジが施されます。
ちなみにルチャに造詣が深いレインメーカー・オカダカズチカは残念ながらお休みでした。
CMLLに敬意を表したのか、メイン戦はボラドール・ジュニアvsマスカラ・ドラダのメヒコ同士の一騎打ち(NWA世界ヒストリックウェルター王座戦)。
新日マットのド真ん中に立った2人のルチャドールは、メインにふさわしい超絶空中戦を繰り広げ後楽園ホールを沸騰させます。

エンディングではテクニコとルードがノーサイドで記念写真。
棚橋からマイクを譲り受けたボラドール・ジュニアがシメの一吠えをブチ上げ、1週間のCMLL直輸入シリーズはめでたく大団円となりました。
主役はあくまでもCMLLのルチャドール達。
棚橋や中邑の新日勢が脇に回るこのシチュエーションを、お客さんはもちろん選手も存分に楽しんでいたようです。
これも「本線」が充実して余裕があるからこそ。
いろんな裏メニューが楽しめる番外シリーズ。あんまり手を広げずコツコツと継続してほしいものです。