前回RAWでビッグショー(無職)の無法乱入を許し、COO・トリプルHがノックアウトされるという大失態を演じてしまったWWE上層部。
今回のカンザスシティ大会では、この無職漢の襲撃を完全阻止するべく厳重な警戒態勢が敷かれました。
ビッグショー対策を取り仕切るのは、トリプルH夫妻からの委任を受けたヴィッキーゲレロとブラッドマドックスの雇われGMコンビ。
もうこの段階で「Welcome」「熱烈歓迎」「出てこいや」と言っているようなもの。とりあえず、どんな形で乗り込んでくるのかが見どころとなります。
そんなこんなの番組開始30分過ぎ、渦中の大巨人は無職っぽいパーカー姿でのっそりと客席を縦断してリングインします。
お客さんはもちろん大歓迎。ディーバ兼リングアナ・リリアンガルシアはややビックリ顔でしたが、紳士的にエスコートされいつものニッコリ顔に戻りました。
ビッグショーはどうやって平和的(?)乱入をしたのか。
答えはもちろん、チケットを持っていたから(ダニエル・ブライアンのサイン入り)。「チケット持ってますか」でお馴染みのいつぞやの大仁田厚に見せてやりたい正面突破です。
チケット持って入場したんなら、チケットもぎりや手荷物チェックの時なんかにかえって簡単に警備員がチェックできるはず…。
まあそれはブレの範囲として、堂々登場のビッグショー(無職)はWWEの定石どおり無能GM・マドックスを巨大パンチで失神KOに葬りました。
気が付けば次回は「ヘル・イン・ア・セル」の直前回。
RAWとスマックダウンの残り1回ずつで、PPVにおけるビッグショーの身の振り方が決まるという事になります。
ここは一発、悪のCOO・トリプルHとの因縁対決を見てみたい気がするのですが…。
<メモ>
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