録画した日〔2013/5/12:テレビ朝日〕
5.3福岡国際センター「レスリングどんたく」のメイン戦。
王者オカダカズチカが、鈴木みのるを撃破して初防衛に成功しました。
30分超の激闘の末にレインメーカーの軍門に降った鈴木みのるは「全然効いてねぇ」と強気発言をブチ上げながらヨレヨレヘロヘロ這う這うの体でドレッシングルームへ消えていきます。
ともすれば某新喜劇系のベタ芸にもなりかねないムーブですが、もちろんそんなツッコミを入れる余地はゼロ。
相手の格を上げつつも自分の価値は落とさないという、プロレスラーとして一つの到達点に達したとも言える無双っぷりです。
伏線はよくわかりませんが、次期チャレンジャーとして名乗りを上げたのは暴走キングコング・真壁刀義でした。
真壁が強調していたのは「スッキリ」というフレーズ。レギュラー出演している芸能番組の名前です。
その絡みで強調していたのが“世間へのアピール”。
確かに現時点では全国ネットのワイドショーに毎日(毎週?)乱入している暴走キングコングのほうが世間の知名度は上でしょう。9時5時で働く平均的サラリーマンの私には全く分からんネタですが…。
おしゃべりにはちょっと幅が出てきたレインメーカー25歳。
暴走キングコングの仰せのとおり、次の一歩はプロレス村を超えて対世間へのバリュー拡大でしょう。
手っ取り早いのは炎上マーケティングやら有名女性とのスキャンダルあたりか…、悪のマネージャー・外道と前向きな悪巧みを企ててほしいものです。