録画した日〔2013/2/1:TOKYOMX〕
正統派レスラーとして心身共に生まれ変わるべく、海外武者修行へ飛び出した伊達タイガー。
最初の遠征地は米国ロサンゼルスでした。
オリンピックオーデトリアムで「ヒールレスラー」としてロスっ子に紹介された伊達タイガー。
ロサンゼルスと言えば今はなき「WWA」のテリトリーです。
デストロイヤーやブラッシーを日プロにブッキングしてくれた地元プロモーターの顔を立てるためにも、伊達タイガーは本意ではないヒール道を全うするべきでしょう。
そんな伊達タイガーのロス初戦の相手は、ベビーターン後20連勝中というマイクブリスコ。#21で日本上陸、伊達タイガーに玉砕した元ヒールです。
ちなみに兄・ジャックブリスコは、ロスでレスリング学校を主宰しているとの事。
元NWA王者と同姓同名の兄ですが、マット界を追われた「本物」の引退後のキャリアは自動車修理工でした(後にプロレス殿堂入りで復権)。
ブリスコ戦は正攻法でのフルタイムドロー。
伊達タイガーは気の荒いロスっ子の「悪いことしろ!」の煽りに耳を貸さず、自分のレスリングスタイルを追求し続けました。
プロモーターの意向を完全無視の結構な身分。このテリトリーは今日限りと踏んでいるのでしょうか?
激流のロサンゼルス、ニューヨークに腰を据え、東洋の悪魔として摩天楼を震え上がらせた馬場さん(今回登場なし)の壮絶プロ根性を見習って欲しいもんです。
なお、タイトルのカミカゼは正体不明、空手を基調としたファイトスタイルのジャップギミックレスラーでしたが、取り急ぎ来週以降の対戦予定はない模様です。
なんだかヒリヒリする展開が皆無だったロサンゼルス遠征。次回はドイツ遠征の模様です。
伊達タイガーは太って日本へ帰れるのか?。ヤングライオン気分の海外武者修行は始まったばかりです