1969年にチェコ語で改変カバーされた「ヘイ・ジュード」にまつわるドキュメント。
このカバー、歌詞がソ連の圧政批判だとして当時は発禁となります。
しかし20年後の1990年、チェコ無血革命のシンボルソングとして、民衆の力により蘇りました。
東欧チェコで全く違う命を吹きこまれた名曲「Hey Jude」。
ポールはもちろん、ジュリアン”ジュード”レノンもビックリでしょう。
しかし、一連の反共活動が原因でチェコ音楽業界から追放。以降20年、不遇の人生を歩むことになります。
可愛いアイドルが真っ向から政府批判。時代なのか国民性なのか、いずれにしても日本では有り得ない事です。
ビートルズ物だと思って録画したんですが、内容は心を揺さぶるヒューマンドラマ。
ちょっと得した気分になりました。