今回は「将棋」がテーマ。粋人・座頭市は将棋にも造詣が深いようです。
イカサマ将棋に手を染めてしまった棋士役に石橋蓮司。
更生を願いつつも悪行に加担してしまう薄幸の妻が松原智恵子という布陣です。
「何故に将棋?」の答えは、本物棋士・内藤國雄九段のブッキングにありました。
この本物棋士、ジョッキー・武豊の「拝啓オグリキャップ様」や革命戦士・長州力の「セーラー服通り」のような腰掛けクソ演技とは一線を画する役者魂を爆発させます。
江戸の最強棋士役
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イカサマ棋士・石橋蓮司の相手として賭け将棋に参戦
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松原智恵子に八百長を持ちかけられ、なんと受諾
ちなみに松原智恵子の元カレ設定
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対局が始まると、まさかのブック破り
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イカサマ元締め・小松方正一家の襲撃を受け、利き腕負傷
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担架で対局場へ
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代打ち・座頭市をリモート操作。石橋蓮司に完勝。
これは座頭市と言うより、梶原一騎の劇画の世界。
現役バリバリの有段棋士。将棋団体からクレームは来なかったのでしょうか。
座頭市から将棋ファンへの、趣味と実益を兼ねたボーナスステージだったと思います。
ルールを知らない私にはピンと来ない場面ばかりでしたが…。