前回#859で抗争が始まったAJスタイルズとY2Jクリスジェリコ。
この日のメインで2度目の一騎打ちが組まれました。
まずはオープニングのリングで対峙した両雄でしたが、そこに邪魔な輩がいろいろ冷やかしの毒を吐きながら乱入。
これに激昂した2人が急遽タッグを組んで「共通の敵」を成敗する流れとなりました。
ライバル同士を結束させた邪魔な輩とは、最近結成された「のけ者軍団-SocialOutCasts-」のヒーススレーター、カーティスアクセル、アダムローズの3人(ボーダラスは欠席)。
リアルにのけ者にしても誰も悲しまないコイツらを2vs3の変則マッチでもてなすあたり、AJもY2Jもさすがビッグネームです。
こうして始まったタッグ戦はもちろんAJ&Y2Jの圧勝。ウォームアップに調度良かった感じでしょうか。
ただしご多分に漏れず2人のタッチワークはギクシャク。メインに向けての不穏ムードも多数盛り込まれていました。
本チャンの一騎打ちはY2Jの勝利。これで両雄のトータルスコアは1-1のイーブンとなりました。
決着戦は次週末のPPVか?。何だかいまいちなベビーvsベビーのアングルなので、決着後は仲良く渋い大人のタッグを結成してほしいと思います。
<WWEネットワーク>
LEGENDS OF WRESTLING「TEXAS WRESTLING」/MARCH01.2009
オカーランド(司会)、ジムロス、Mヘイズ、Dローデス、ビルワッツの爺さん5人が華やかなりし頃の「テキサス」を語る1時間番組。
当時はゴング、東スポでしか知り得なかったテリトリー情報が満載された超オッサン殺しコンテンツです。
日本語字幕がないので爺さんどもが何言ってんだかは基本的に不明。
しかし、ファンクスはもちろん超獣コンビ、狂犬マードックに狼酋長ワフー、仮面貴族マスカラスなどテキサスゆかりの大物らが躍動する秘蔵映像には言語の壁などありません。
ダラスに大帝国を築き上げたフリッツフォンエリック。
昭和59年5月にテキサススタジアムで開催した次男デビッド追悼興行「パレード・オブ・チャンピオンズ」はその絶頂であり、終わりの始まりでもあります。
ちなみに、なんでも揃ってる「WWEネットワーク」ですが、この追悼興行本編は視聴不可。実はこのほかWWE本流のRAWやSDにおいても結構な数の欠番があり、2005/2月のさいたまTVショーや9.11同時多発テロ直後のSDなどは視聴する事ができません。
これらは今後改善、追加されてゆくのか?
まあ、今あるコンテンツを見るだけでも軽く1年以上は掛かりそうですが…。