いろいろ盛りだくさんだったらしいMSG興行(日本放送なし)から2日明けのボストン大会。
そのMSGで大暴れしたブロックレスナーが久々にRAWのリングに登場しました。
「地獄行きツアー(GO TO HELL TOUR)」というなんとも物騒な看板をブチ上げて全米行脚をおっ始めた猛獣。
ゴールは1ヶ月後のPPV「ヘル・イン・ア・セル」。スープレックス祭り(Suplex City)を待ちわびる全米各所で圧倒的ベビーフェイスとして迎えられる事となるでしょう。
そんなレスナーが標的とするのはもちろんアンダーテイカー。
ただし悠々自適のご隠居テイカーがツアーに出てくるはずはなく、両雄がPPVでコンタクトするまではポールヘイマンのアジテーション祭りが展開される事となります
ツアー初日に猛獣の噛ませ犬となったのは大巨人・ビッグショー。
その悔しさは2日経っても収まっていないようで、ポールヘイマンの演説中に悠然とリングへその姿を現しました。
しかし今のレスナーにとってはビッグショーなどただの通りすがり者。
いろいろイチャモンを付けてきた200kgの大物をフロントスープレックスでブン投げると、とどめの殺人技・F5であっさりとリングに沈めます(MSGではジャーマンスープレックスもカマした模様)。
こんな感じで「その他大勢」はアンタッチャブルなレスナーvsテイカーの因縁アングル。この日は撃沈されたビッグショーとタッグを組むはずだったWWE王者ロリンズが代わりにケインと組まされるという副産物も産み出しています。
WWEとしては王座戦よりはるかに上という位置づけなんでしょう。
<メモ>
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