録画した日〔2015/10/9:JSPORTS3〕
運営部長の立場にありながら前回PPV以降連日セスロリンズを襲撃しているケイン。
その業務適性評価のため、NYバッファロー大会にWWE人事部のアシュリー女史が招集されました。
人事部が動いた理由はケインの暴走を糾す「匿名」のタレコミがあったから。
まあその「匿名」はセスロリンズで確定なんでしょうが、両者の上司・トリプルH夫妻としてはケインの行動が手に負えなくなる前に一つ楔を打ち込んでおきたいという意味もあるのでしょう。
自身への評価審判を待ちつつケインはあくまで泰然自若。
この日はスティングにブッ壊された銅像の頭部を盗掘(?)してくるなど、例によって気味の悪いマインドゲームをロリンズに仕掛け続けます。
そしてアシュリー女史より発表された人事部審判は、なんとケインには問題なしでロリンズの方がよっぽど悪いというまさかの内容。
この結論にWWE重役・トリプルHが関与する余地はなかったのか…。
日本でよく聞く「人事部最強説」は海の向こうの肉体派ブラック企業にも当てはまるのかもしれません。
よもやの顛末にロリンズはさっそく実力行使。
左脚の古傷をパイプ椅子でめった打ちにされたケインは、職務継続に安心する間もなく哀れ救急車で病院送りとなってしまいました。
痛々しく担ぎ入れられた「スーツ」のケイン。しかしこれまでWWEの救急車がまっすぐ病院へ向かった試しはありません。
今回もなんだか煙がモクモク上がったと思ったら「悪魔」のケインがドアをブチ破ってリングへ直行。ロリンズにめった打ちの返り討ちを食らわせます。
ラストショットはWWEベルトを然と見つめる悪魔のケイン。両雄の絡みは身内のいざこざネタからベルトを巡る本線へと昇華するようです。
一騎打ちは10月末のPPVか?、だからといってケイン戴冠は想像しがたい展開。ロリンズ安定政権はもうしばらく続くでしょう。