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2015/07/09

WWE NXT #284

録画した日〔2015/7/3:JSPORTS3〕

「Who is FINN BALOR?」と題したフィンベイラーのプロモビデオを放映(全3話の2話目)。
今回は新日“プリンスデヴィット”時代のエピソードが語られました。
ベイラーが新日本に入団したのは暗黒期の2006年。当時は弱冠24歳だったそうです。
以降8年間トップに君臨した新日Jr戦線のレジェンド。ただ私は最後の1年ぐらいにブチ上げた超極悪軍団「BulletClub」が好きでした。
Tシャツ1枚で組織への恭順を示せるのがプロレスラーの世界。
ベイラーもライオンシャツを掲げて古巣愛をアピールしましたが、残念ながら商品タグが付いたままの新品…。
心は本隊ではなくやっぱり超極悪軍団「BulletClub」にあるのでしょう。
ベイラーとWWEをマッチングしたのはAトレイン、あるいはジャイアントバーナード、あるいはロードテンサイことマシューブルーム氏。
2人が初めて会ったのは新日の巡業バスだったんだそうです。
ほほえましい師弟関係のベイラーとマシューブルーム。
新日時代の思い出写真も多数紹介されましたが、そこに必ず写り込んでいたのが“マシンガン”カールアンダーソン。こちらはWWE入りを2,3回断って超極悪軍団「BulletClub」の灯を守っています。
野毛の寮に入って日本人選手たちと道場で練習していたベイラー。
マシューブルームがそのエピソードを語るのですが、彼が新日道場にどこまで詳しいのかは不明です。
それにしてもWWEの日本ネタで必ずと言っていいほど出てくる「道場-dojo-」というフレーズ。アメリカ人にとっては幻想の領域なのでしょう。
その道場でのほのぼのツーショットが紹介されたのは、Anti-AgingのTシャツが眩しい“ブルージャスティス”永田裕志。
なお、本家・アンダーテイカーに対するギミックの侵害となるため、白目の写真ではありません。
イヤァオ化する前の中邑真輔や変わらぬ芸風の棚橋弘至といった面々も思い出写真で念願の(?)WWE参戦。
これを見たWWEユニバース連中が「お、ナカムラだ」「タナハシだ」「あいつはミラノコレクションだ」と認識しているのか興味があります。
新日でのラストマッチは昨年の4.6両国大会・田口隆祐戦。
爽やかに握手を交わしたかつてのパートナーが現状「オーマイ・ガーファンクル」などと意味不明の破廉恥ギミックに流転している事は、ベイラーのためにも国外に知られないように情報統制するべきでしょう。
「日本帰りは出世する」とは昭和プロレスの定説。
平成の「日本育ち」のベイラーは7.4両国でNXTベルトを奪取するなどすこぶる順調。
1軍昇格のXデーは夏から秋にかけてか?、王者のステップアップに注目していきたいと思います。
と、ワクワクしたところにまさかの悲報。
なんとこのNXTは今回で一旦最終回。JSPORTS的にはケガで療養中のイタミヒデオの復帰に合わせて再開予定となってるんだそうです…。
まあ、このあたりの不条理は昭和プロレス世代からすりゃ序の口、どうってことねぇよの範疇。とりあえずイタミは無理せずベストの状態でリスタートしていただければと…。
王者ベイラーの奮闘はネットかなんかでチェックしようと思います。