プーチン大統領の誕生日(10/7)を迎え意気揚がるルセフとラナ嬢。
NYブルックリンのリングで高らかに大ロシア主義を叫びます。
国際問題にまで発展した(※ただしWWEの中だけ)ビッグショーによるロシア国旗侮辱事件について、前回スマックダウンでアメリカ側からの謝罪を勝ち取った2人。
プーチン閣下のバースデーと合わせてご満悦モードのNY侵略だったのですが、そこにまさかの超巨星アメリカンヒーローが乱入します。
これはビッグな想定外。
地元の怪物“Mike Tyson=マイクタイソン”ジャンパーを羽織ったグレートワン緊急参戦にNYは即沸点到達です。
さっそくロック様は偉大なるキャプテン・ディレクジーターを爆アゲ。
この他にも川とか橋とかNY関連銘柄を片っ端からアゲまくって会場は興奮の坩堝に。驚異的な地元アゲスキルは錆び付くことを知りません。
ロック様の狂熱マイクパフォはやがてターゲットをラナ嬢にシフト。
ひとしきりその美貌を褒めそやしたと思いきや、一転記述も憚れるレベルの超ド級下ネタミサイルをロシアの才媛へブチ込みます。
最後は当然ルセフをロックオン。
執拗なシュトルーデル攻勢で、ブルガリアの野獣を哀れなジャブローニへと貶めました。
ただこの猛爆スキット、明日をも知れぬ身のルセフとラナ嬢にとっては生涯忘れ得ぬ思い出となったはずです。
こんな感じで2人をケチョンケチョンにして「国際的クソ野郎」とパッケージしたロック様。
しかし自らの国際的スターとしての発信力、影響力を考慮したのか、ロシアという国およびプーチン大統領に対してはノータッチでした。
ザ・ミズみたいなインチキギミックでも自嘲ネタでもなく、今や文句なし本物のハリウッドスターへと登りつめたロック。
「ザ・ロック=The Rock」は知らなくても「ドウェインジョンソン=Dwayne Johnson」なら知っているという人も多いのかもしれません。
リングに上がってくれるだけでもありがたいのに、そこで炸裂させるムーブは相変わらず超絶の一語。スポットをごっそり持っていかれる現役レスラー連中からしたら危険極まりないレジェンドと言えるでしょう。
WWE的にはコスト面でも危険をはらみますが、ぜひとも定期乱入してほしいワールドフェイマスなグレートワンです。
<メモ>
- ボーダラスがマークヘンリーに3連勝
- ヘルニア治療中のローマンレインズが衛星中継で登場