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2014/05/26

ワールドプロレスリングLIVE2014第4弾▽11年ぶり横浜アリーナから生中継

録画した日〔2014/5/25:テレ朝チャンネル2〕

新日にとって11年ぶりの横浜アリーナ大会となった「BACK TO THE YOKOHAMA ARENA」を完全生中継。
全10試合、4時間超のヘビーな興行となりました。
メインはAJスタイルズvsオカダカズチカのIWGP戦。
5.3福岡決戦のリマッチでしたが、結果は挑戦者のレインメーカーがあえなく返り討ちに。まさかの連続バッドエンドとなってしまいました。
恒例の次期チャレンジャー立候補イベントもなく、新生バレットクラブの極悪プロモ―ションの様相を呈したIWGP戦。
ただ、悪いヤツがベルトを持ってると何かとウマいことストーリーが広がっていくのも事実。
次は柴田か飯伏か棚橋か…、この先のバリエーションは豊かです。

「ヘビー」と一線を画す「インターコンチ」の白ベルトを巻く中邑真輔は、マイワールド全開でグレイシー退治を敢行。
試合後にヌーっと乱入してきたバレットクラブ・バッドラックファレの挑戦表明に、渾身の“イヤァオ”で応えました。

第4試合ではこの日最大の事件が勃発。
宿敵・野上アナをスルーしたアイアンフィンガー・飯塚高史が相方の矢野通を襲撃。なんと対戦相手である鈴木軍へ入団してしまいました。
この横浜事変に1人被害者の会・野上アナは茫然自失。
また、なぜか解説業務を引き受けていたChaosの知恵袋・邪道&外道は、事態が飲み込めないまま鈴木軍の襲撃を受ける屈辱の仕打ちを食らってしまいます。
わかりやすいヒールが集まって勢力拡大の鈴木軍。
一方Chaosはレインメーカーを筆頭に中邑、石井と今やすっかり人気者軍団。
これで高橋裕次郎に継ぐ2人目の離脱劇となったものの、猪木流に言えば「すっきり清掃ができた」状態。満を持してのベビーターンという事なのでしょう。

Web情報によると11年ぶりの横アリに集まったお客さんの数は7,800人。
日本ではまだ未知数のAJスタイルズがメイン、棚橋vs中邑のような切り札っぽいカードも無かったのでとりあえずこんなところなのでしょうか。
あくまで今回は「横浜アリーナ」というハードが売りで、その分ソフトは出し惜しみ、小休止をしたのかも。
打てば響くようにはなったけど打たなきゃやっぱり響かないことが分かった5.25。来年があるとしたら同じ轍は踏まないでほしいものです。