勝った選手が祭典・レッスルマニアのメイン戦に出られるバトルロイヤル大会。
30人参加の本戦の他CMパンク対ロックの王座戦もある、重要度=高のPPVです。
WWE戦・パンクvsロックの試合順はロイヤルランブルの「後」。ロックのお母さんも来場と、なんとなく状況を察知したフェニックス大観衆は、すっかりロック様戴冠モードに出来上がっています。
今年に入ってほぼ皆勤賞のロックも試合前インタビューから全力投球。
あとは「どうやって獲るか?」だけの盛り上がり状態だったんですが…。
試合はロックのフィニッシュ直前、肝心な所でブラックアウト=停電の大ハプニングが勃発。
例によって若手乱入軍団・シールドの乱入により、ロック様がまさかのピンフォール負けを食らってしまいました。
楽しかったロックの現場復帰も、これで一区切りか…。
そんな落胆ムードの会場に御大・ビンスマクマホンが乱入。シールド介入禁止令を破ったCMパンクから、強権発動で王座を剥奪しようとします。
しかし、場外でグロッキーながらも何故かマイクを握っていたロックは「剥奪」じゃなく「再戦」を要望。
アッサリ受諾され、因縁対決はEXステージになだれ込みました。
そんなこんなの延長戦では、ロック様によるプロレス史上最凶の殺人技・ピープルズエルボーが大爆発。
これまたアッサリCMパンクはピンフォール負け。1年以上無風だったWWEベルトはついにロックの手に渡りました。
これでレッスルマニアは「Rock-Cena Ⅱ」の金看板で執り行われる事になります。
どっちか(できればシナ)がヒールになってくれると面白いのですが、それは無理な話でしょうか…。
いずれにせよ、喋りからバンプまで超S級のロックを最低でも4月まで見られることが確定。シナ再ブレイクへの期待値と合わせ、何とも楽しみな Road to WrestleManiaの幕開けです。
①デルリオvsビッグショー(世界王座戦)
何でもありのラストマンスタンディングマッチは王者・デルリオに凱歌。
デルリオのベビーターンで金満入場パフォーマンスが無くなったのが何より残念です。
ダニエルブライアンが知の救世主からタップを奪って王者組の防衛。
この後ランブル戦があるんで、皆んなそそくさとドレッシングルームに消えて行きました。
③30人参戦・ロイヤルランブル
最後に残ったのはジョンシナとFeed Me More・ライバック。
巨漢をなんとなくツルリと落として、シナが祭典への切符をゲットしました。
- 〔27〕ドルフジグラー
- 〔25〕Y2J・クリスジェリコ(サプライズ枠)
- 〔12〕コーディローデス
- 〔09〕コフィキングストン ※前年同様、変な粘り芸披露
- 〔01〕サンティーノマレラ(瞬殺枠)
- 〔02〕3MB・ドリューマッキンタイア
- 〔03〕プライムタイムプレイヤーズ・タイタスオニール
- 〔05〕コーディ兄・ゴールドダスト(サプライズ枠)
- 〔04〕インチキ弁護士・オタンガ
- 〔11〕3MB・ヒーススレイター
- 〔28〕シェイマス
- 〔08〕元新日・テンサイ
- 〔06〕ファンクサウルス・クレイ
- 〔13〕レイミステリオ
- 〔07〕プライムタイムプレイヤーズ・ダレンヤング
- 〔21〕NXTの若手
- 〔10〕ゴッドファーザー(サプライズ&瞬殺枠)
- 〔20〕ウェイドバレット
- 〔優勝〕ジョンシナ
- 〔22〕知の救世主・ダミアンサンドゥ
- 〔16〕ダニエルブライアン ※落としたのはケイン
- 〔18〕アントニオセザーロ
- 〔14〕グレートカリ
- 〔15〕ケイン ※落としたのはブライアン
- 〔17〕ザックライダー
- 〔26〕毒蛇オートン
- 〔19〕3MB・ジンダーマハル
- 〔24〕ミズ
- 〔23〕シンカラ
- 〔29〕ライバック
毎年恒例の「サプライズ枠」はY2J・クリスジェリコ。本業(?)のロック稼業が落ち着いて何度目かの出戻りです。
王座陥落で手が空いたCMパンクあたりと抗争してくれると楽しそうなんですが…。