録画した日〔2013/1/18:TOKYOMX〕
前回#41で史上最凶ヒール・赤き死の仮面(ザ・レッドデスマスク)から宣戦布告を食らった伊達タイガー。
死をかけた一騎討ちに臨むべきか否か、生真面目に悩み続けます。
直属のボス・馬場さんは「取り敢えずやめとけ」と対案の無い適当アドバイスに終始。
困った伊達タイガーは、修羅場上等のアッチ寄り闇紳士・嵐先生をアポ無しお宅訪問、嵐先生は待ってましたとばかりにお得意の持ちネタ「武士道」をレクチャーします。
日本刀をチラつかせながら「死に狂いになれ」「XXになれ」と超過激説法で伊達タイガーを叱咤激励する暗黒フィクサー。
その精神は世紀を超えて伊達タイガーならぬ佐山タイガーに受け継がれているようです。
なお”XX”の部分はおそらく放送禁止の「four-letter word」。TOKYOMXの最新テクノロジーで無音処理されてしまいました…。
嵐先生の猛ゲキに吹っ切れた伊達タイガーは、ちびっこハウスのクソガキ共と海水浴に参戦します。
開放的な夏の海でフリーダムになったのは、意外にもちびっこハウスの若女将・ルリ子さん。
素顔の伊達タイガーに「おまえタイガーだろ」と禁断の直言をブチ上げたと思いきや、一転乙女モードで「死なないで」と密着アプローチを敢行しました。
いやはや太陽は罪な奴。筋肉脳丸出しスポ根アニメで、よもやのラブストーリー超展開です。
いろいろ吹っ切れた伊達タイガーは、ギンギンのヤバイ目付きで日プロ道場に顔出し。「おい、稽古つけろや」と並み居る先輩連中にシュート予告をカマします。
これには馬場さんもドン引き。いちおう「じゃあオレが」とリングに上がる素振りを見せますが、ラッキーな事にそこへ「いやいやオレが」と横槍が入りました。
御大・馬場さんを制したのはもちろん猪木。
若獅子vs猛虎、次代の日プロエース候補による超豪華な道場マッチが急遽実現です。
それにしても馬場さんの引きの早い事…。無駄な体力と金は使わない、後の王道・全日本プロレスでもそのポリシーにブレはなかったようです。
そんなこんなで最後は覚醒した伊達タイガー。馬場さんのGoサインも出て、赤き死の仮面とのビッグマッチが次回#43で実現です。
闇紳士との密会からちびっ子ハウス若女将とのロマンス、日プロ道場での対猪木シュートマッチと大忙しだった今回。
次回への予告編、煽り回としては内容盛りだくさんの面白エピソード集でした。