前回#21でサイボーグ格闘士・グローサルヒルを成敗したアステカイザー(鷹羽俊)。
しかしその夜、謎の高熱と発疹に見舞われ生死の境を彷徨う事となってしまいました。
生みの親・速水博士は、その症状から「パオラ」とかいう魚の猛毒に侵されていると断定。日本に数名しかいない解毒の権威・牧口先生を緊急招集します。
アステカイザーを救う牧口先生を演じたのはカンニング竹山…、ではなく梅津栄。
今はいろいろ訳あって酒浸りだけど、実際のところは速水博士も一目置く凄腕ドクターというギミックです。
しかし私の中では梅津栄=TV版座頭市のアホバカ親分。アステカイザーを幼稚な罠に嵌めて、ラストで返り討ち&メッタ斬りされる方がしっくり来ます。
アステカイザーを治療した梅津栄は、ヒール軍の番頭サタンデモンにとっては限りなくオイシイ獲物。
しかし梅津栄はあくまでストロングスタイルのドクター像に徹し、例え誘拐されても患者であるアステカイザー案件については守秘義務を貫き通します。
命の恩人が誘拐され、呑気に療養してる場合じゃなくなったアステカイザー。
病み上がりの体を引きずってサイボーグ格闘士・グローサルヒルとの因縁第2ラウンドのゴングを鳴らします。
実写ラウンドでは結構キツそうなアステカイザーでしたが、恒例「カイザーイン」でアニメ化ムーブへ突入するといつもどおりの大躍動。
良く分からん必殺技でブラックミスト軍を撃沈し、梅津栄を無事に救出しました。
最近調子が良かったのに、今回は前回張った薄っぺらい伏線を長々と回収しただけの30分。
レインメーカー・オカダカズチカならずとも「特にありません」と言いたくなるレベルのクソストーリーです。
全面協力の新日プロ精鋭部隊はもちろん不参加。プロレスシーンもジョー神崎と練習生ゴローの軟弱スパーリングのみでした。
最終回まで残り4回。何とか純プロレス路線への回帰をしてほしいものです。