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2015/02/10

WWEスマックダウン #806

録画した日〔2015/2/9:JSPORTS3〕

吹雪&大寒波襲来の中で強行されたハートフォード大会。
先日のロイヤルランブルの“クソ試合”っぷりを受け、諸々の改修措置が行われました。
オープニングに登場したCOO・トリプルH。
非難轟々を受け入れる度量を見せつつ「スティングとやる」「次回RAWで重大発表がある」と新ネタ投下で矛先をそらす絶妙な超ロング演説をブチ上げました。
そしてその演説中に現れたローマンレインズ。“クソ試合”のあおりをモロに受け、ファンのイチ押しどころか罵声必至のゴリ押し男になってしまいました。
そんなランブル戦覇者のスタンスは「結果で応える」的な手堅いもの。
状況を逆手に取ってのヒールターン(レスナーがベビーターン)はさすがに無いようです。
とにかくレインズがお気の毒なこの潮目の変化。1年近く積み重ねてきたものを短期間でリビルド(もしくはカット)しなければなりません。
逆に言うと此処を乗り切ればシナ、ブライアン級の看板になれるかも…。
キャリア最大のチャンスに変わりはないので、腐らず頑張って欲しいところです。
一方、そのジョンシナは本線からハジかれてなぜかルセフとの因縁抗争を開始。
ブライアンは当座の敵・ケインを棺桶送りにしてリセット状態になるなど、各局面でWrestleMania向けの改修/補強が進められているようです。
本来これらはPPV開けのRAW(#1131)で行うはずだったのでしょうがそのRAWは大寒波で中止。今回のSDがPPV開け1発目のストーリーとなります。
どうあれこうあれ自業自得で突貫工事が必要になったのは去年と同じ。
そのA級戦犯・トリプルHの言う「次回RAWで重大発表」にとりあえず期待を込めようと思います。

<メモ>
  • 「WWEネットワーク」の加入者が100万人を突破したとの大本営発表
  • アーノルド”コマンドー”シュワルツェネッガーがWWE殿堂入り
  • アセンションが1.5軍のローデス兄弟を撃破
  • ケインがブライアンとの棺桶戦に敗北、このままフェイドアウトか

2015/02/09

木曜スペシャル 独占企画! 石原軍団INハワイ(特別編集版)

録画した日〔2015/1/3:チャンネルNECO〕

昭和61年に日本テレビ「木曜スペシャル」で放送された石原プロの超豪華ド派手新年会。
ロケ地はもちろんハワイ。再放送されるのはこれが初めてのようです。
最強の懐刀・渡哲也を脇に従えたビッグボス・石原裕次郎。
大好きなハワイの陽射しのもと裕ちゃんは早くも超ごきげん。どうやらこの新年会、キラウエア火山級のビッグな宴になりそうです。
会場は最高級リゾート・カハラ地区にそびえる超巨大裕次郎御殿。
このボスの城に構成員が三々五々集まってくるわけですが、そこは史上最強の侠気軍団、さっそくクレイジーっぷり全開のビッグアングルを見せてくれました。
まずは、ヘリコプターハコ乗りで豪快に登場した神田正輝。
せっかくヘリをチャーターしたのに海の中で降りて結局ビショビショで走って向かう無計画なバカっぷりを披露しましたが、ここは軍団構成員No1の甘いマスクに免じてお咎め無しとすべきでしょう。
こちらは軍団構成員No1の伊達男・舘ひろし。
真っ赤なクラシックカーをブン回してすこぶるダンディに裕次郎御殿へ乗り付けました。
なお、助手席にはべらせてるのは「あの人は今」にも引っ掛からなそうな軍団所属のB級ディーバ・登亜樹子(登静江)です。
世渡りなら軍団構成員No1の峰竜太。なぜか空手着姿の御木裕とジョギングで会場に向かいます。
峰は道中デレデレ顔でブロンド美女をナンパするも至近距離からボマイエを食らって敢えなく失神KO。軍団のバラエティ部門育成方針が問われる犬も食わないクソコントです。
親戚のコネ1本で軍団入りしやがったお天気野郎・石原良純は海の中からウェットスーツ姿で登場。その下に真っ白なタキシードを着込んでるというキザなギミックを披露します。
このほか秋山武史がモトクロスバイクで登場する(ズッコケあり)など、新年会が始まってもないのにこのボリューム。いやはや石原軍団、恐るべしです。
軍団構成員がここまで体を張るのは、ひとえにボスのこの笑顔が見たいから。
そんなかわいい子犬のような彼らを前に団長・渡哲也が乾杯の大号令。いよいよ石原プロの豪快大新年会がその幕を開けました。
異常なテンションで始まったこの番組ですが、実のところのメインはボスvs団長の歌謡対決。
歌謡界にも偉大な足跡を残す両巨頭がハワイの名所をバックにがっちりロックアップし、新年会そっちのけでこれでもかと歌いまくります。
「夜霧よ今夜も有難う」や「ブランデーグラス」といったド定番に「BEYOND THE REEF(珊瑚礁の彼方)」などハワイっぽいカバー曲を織り交ぜ攻勢を見せるボス。
ここハワイは裕次郎の庭。選曲においても一日の長があると言えるでしょう。
一方「みちづれ」「くちなしの花」などキラーチューンを擁する団長ですが、ハワイのお天気と真逆の辛気臭さはいかんともし難いところ。
あげくはカンカンの常夏なのに「流氷の街」とかいう曲をチョイスする大迷走。すっかりアウェーの洗礼を食らった様相です。
そしてそんな両雄のマッチアップに乱入してきたのが舘ひろし。
この歌える伊達男は海岸の掘っ建てステージで「DANCE・舞・乱舞」とかいうロックチューンを熱唱。
“舞・乱舞”を“マイ・ラブ”と読ませるセンスは和製ヘルズエンジェルス「クールス」時代を彷彿とさせます。
「DANCE・舞・乱舞」のサポートメンバーは全員とびっきりのブロンド美女。
バンド(ただしエア)の娘もダンスの娘も日本から来たプレーボーイに心酔している模様です。
逗子の海岸なら一発退場のハタ迷惑なナンパ系猛デモ。こんな事が許されるのは世界の伊達男・舘ひろししかいないでしょう。
真っ昼間から大暴れの舘は夜になると一転「泣かないで」を連呼。
このほか、バーベキューやディナーなど事あるごとに歌を披露した伊達男。石原プロ歌謡対決の真の勝者はこの男だったのかもしれません。
豪快新年会の目玉は専属シェフ付き豪華ディナー。裕次郎の姉貴分・奈良岡朋子を交え映画の話で盛り上がりました。
昭和50年代のTV進出以降、映画への再挑戦が悲願となっていた石原プロ。
ここでのアーカイブ談義は対世間、対業界へ向けた渾身のアピールだったと思われます。
「太陽の季節」の長門裕之に“これサザンオールスターズ(桑田佳祐)”、「狂った果実」のキスシーンには“舘ひろしがよくこんなことやってんだ”などと、時折ジョークを織り交ぜながらアーカイブ解説を務めたボス。
業界の未来を担う軍団構成員からすればなんともありがたい珠玉の帝王学講座です。
そんな熱いメッセージをボスの隣の特等席で聞いていた神田正輝。あの「聖輝の結婚」をブチ上げたのはこの半年前でした。
聖子ちゃんと過ごす初めてのお正月のはずが、ムサっ苦しい野郎どもとの昼夜集団行動という気の毒な新婚夫。
そのせいでしょうか、タバコをプカプカくゆらせるなど気もそぞろなカットも多数見受けられました。
ディナーの余興「ずっこけ隠し芸大会」など要所要所でMCを買って出る峰竜太は、自称「石原プロ唯一のマルチタレント」。
石原プロという巨大母艦のもと、林家一門から和田アキ子一派まで幅広くリンクする世渡り上手。自ら仰るとおりパーフェクトな「マルチタレント」です。
ちなみに軍団構成員の「ずっこけ隠し芸」は、舘ひろし=ファイアーダンス、神田正輝ほか=フラダンスという極々ノーマルなものでした。
オープニングで度肝を抜かれた茶の間からするとこれは拍子抜け。
最低でも関連施設の爆破(巻き添え=御木裕)はやってもらいたかったところです。
宴会以外にもクルーザーでのトローリングや原野でのカウボーイ体験(&巨大肉魂BBQ)でハワイを満喫した石原軍団。
これら現場をすべて仕切っていたのは団長・渡哲也。
それを軍団構成員がバカになって目一杯盛り上げるという、実にカッコいい男の遊びを見せてくれました。
遊びシーンでボスが登場したのは愛船「コンテッサ三世」の操縦時だけ。若い衆を気兼ねなく楽ませる事こそ自分の役目としているのでしょうか。
なんとも侠気あふれる石原プロの福利厚生。
体力的にはキツいでしょうが、こんな会社があったら是非とも入社したいものです。
我らがボスがこの世を去ったのは翌昭和62年の7月。団長に現場を任せたのは体調が芳しくなかったからなのかもしれません。
体を張って稼いだ金で豪快に遊ぶという古き良き骨太エンターテイメントに殉じたビッグボス。
バブルも虚業もない、ボスがいた素晴らしい時代に我々はなんとか戻れないもんでしょうか…。

2015/02/07

WWE PPVスペシャル「ロイヤルランブル2015」

録画した日〔2015/2/5:スカチャン1〕

ECWの本拠地・フィラデルフィアで行われた伝統のPPV。
メインはもちろん30人バトルロイヤルです。
昨年に引続き今年も爆発してしまった”クソ試合”チャント。
ただの「お掃除役」でいいビッグショーとケインが掃除し過ぎて最後の3人まで残っちゃうというヘボ展開を見せられたんじゃこれは致し方ありません。
最後に残ったもう1人はローマンレインズ、となるとこの時点でどう考えても優勝はこの男となります。
ちなみに直前まで残っていたのはアンブローズ。だったら元シールドの同門対決で締めりゃぁいいのに…。つくづく救いようのない”クソ試合”です。
程なくしてビッグショー&ケインを落っことしたレインズ。
さっそく報復を受けますが何とそこにロック様が緊急救済乱入。ロックボトム&殺人技・ピープルズエルボーで往生際の悪い巨漢2人を駆逐しました。
これは超大物によるゴリ押しレインズへの「お墨付き」セレモニーか?
だとすればなんともイタいロック様のムダづかいと言えるでしょう。
なお、レインズ最後の敵はビッグショー&ケインではなくルセフでした。
ルセフは既視感ありありの「落ちたけど落ちてなかった」系トリックプレーを敢行したもののあえなく瞬殺。
それにしてもこのチート芸をなぜルセフにやらせるのか…。つくづく救いようのない”クソ試合”です。
そんな稀に見る”クソ試合”の入ったり落ちたりは以下のとおり(ヤマカッコ内が落ちた順)。
「ミミズ大好き」ブギーマンの生存確認が私にとっての救いでした。
  1. <1>ミズ
  2. <2>Rトゥルース
  3. <3>ババレイダッドリー(ECWサプライズ枠)
  4. <5>元ワイアットのタンクトップ
  5. <25>ワイアット本家
  6. <4>カーティスアクセル→元ワイアットの動物お面に参戦権強奪される
  7. <6>ブギーマン(ゲテモノカムバック枠)
  8. <7>シンカラ
  9. <8>ザックライダー
  10. <12>ダニエルブライアン
  11. <11>ファンダンゴ
  12. <9>タイソンキッド
  13. <16>コーディローデス=スターダスト
  14. <10>ダイヤモンドダラスペイジ(レジェンド枠)
  15. <29>ルセフ
  16. <15>ゴールドダスト
  17. <14>コフィキングストン
  18. <13>エキゾチック急行・アダムローズ
  19. <優勝>ローマンレインズ
  20. <19>ビッグE
  21. <17>ダミアンミズドゥ
  22. <21>ジャックスワガー
  23. <20>ライバック
  24. <27>ケイン
  25. <26>アンブローズ
  26. <18>タイタスオニール
  27. <22>バッドニュースバレット
  28. <23>セザーロ
  29. <28>ビッグショー
  30. <24>ドルフジグラー
今大会の「敗因」は一枚看板・ブライアンをあっさり落とした事に尽きるでしょう。
よっぽどケガが重いのか?、だとしても他にやり方はあったはず。
その他、せっかく解雇→復職アングルで盛り上がったジグラーやライバックもあり得ないレベルのヤマなしオチなしっぷりでした。
2年連続大ポカをかましたロイヤルランブル。
あまりにも”クソ試合”だったため、現地では「WWEネットワーク」の解約運動が勃発したとかしないとか。
海賊男やTPG、ラジャライオンといった日本マットにおける幾多の熱い”クソ試合”を見てきた者からすると、この”クソ試合”はアルティメットロワイヤル系のキンキンに冷えた”クソ試合”と言ったところでしょうか。
ここで不憫なのはヘボブックのせいでゴリ押し感マル出しとなってしまった次代のエース・ローマンレインズ。
昨年のバティスタとは根本的に違うはずなのに、彼もまたイバラのRoad To Wrestle Maniaを歩むこととなりました。
事の成り行きによっては逆転の発想で王者・レスナーのベビーターンもありか?
一夜明けのRAWが楽しみです…。
…と思ったら、一夜明けのRAW(#1131)は現地を襲った大寒波のため異例の開催キャンセルになっちゃったとの事。
何から何までどうなってんのか、もはや笑うしかない胸いっぱいの”クソ試合”。
WWE上層部はお祓いにでも行ってきたほうがいいんじゃないでしょうか。

①ジ・アセンションvsニュー・エイジ・アウトローズ
先人への不敬を芸風とするアセンションが古参タッグをサクッと粉砕。
そんな結果はともかく「準備はいいかってんだよ!(Are you Ready?)」の鉄板チャントを持つアウトローズの“つかみ適性”を再認識するオープニングマッチでした。

②タッグ王座戦:ウーソズvsミズ+影武者ミズドゥ
安定感抜群の真面目な双子・ウーソズが堅実にベルト防衛。
一方この後のランブル戦でもギクシャクしていたミズ&ミズドゥ。そろそろ仲間割れしてレッスルマニアで一騎打ち路線でしょうか。

③ベラ姉妹vsナタリヤ&ペイジ
何でここでやるのかよく分からないディーバノンタイトルタッグ戦。
彼女たちの本戦はこのPPVではなく、日本人は見る事ができないゲス&下世話系リアリティ番組「Total Divas」なのでしょう。

④WWE王座戦:レスナーvsシナvsロリンズ
「これぞ名勝負(This is awesome)!」チャントも飛び出した三つ巴戦はレスナーがロリンズを押さえこんでベルト防衛。
とはいえレスナーは季節労働者、ジョンシナは残念ながら空気扱い…。マネーカバンを持つロリンズが祭典まで何やらカギを握りそうな気配です。