PPV「ファストレーン」直前の放送。
本番の3WAY戦に参加する3人が顔を合わせます。
最高峰レッスルマニアのメイン戦出場を争っているだけあってさすがに微妙な空気が漂うアンブローズとレインズ。
ただしこの日は共通の敵とも言える猛獣レスナーが登場予定。仲良くしなければ2人もろとも吹っ飛ばされる懸念があります。
そしてアンブローズ&レインズvsダッドリーズの試合中に堂々乱入したレスナー。スマックダウンへの参戦は12年ぶりなんだそうです。
もちろんレスナーはここでも通常営業。スープレックスとF5の乱発を食らった2人はボロ雑巾のように伸されてしまいました。
エンディングには「ラスボス」のトリプルHが登場。レスナーと熱い視殺戦を繰り広げます。
PPV前のSDは主力級休養でスカスカが相場のはずなのに今回はオールスターの豪華版。
中の人も含めレッスルマニアモードでみんな気合が入っているのでしょう。
<WWEネットワーク>
WCW HALLOWEEN HAVOC 1989/OCTOBER28.1989
極悪忍者・グレートムタとテキサスブロンコ・テリーファンクの日米ヒールタッグ。
リックフレアー&スティングのWCW大正義タッグとケージマッチを敢行しました。(ちなみにレフェリーも大正義・ブルーノサンマルチノ)
ハロウィン仕様で色々装飾されたこの日のリング。
しかし花火の演出の際、その一部に火の粉が引火するというアクシデントが勃発。よもやのリング炎上にWCW現場スタッフは大慌てで消火にあたります。
スルスルっとケージ(敬司ではない)を登ると火元にブシャーっと毒霧一閃。
これは表彰ものの火消し劇。殺戮兵器毒霧が平和利用されたのはこれが最初で最後でしょう。
本場アメリカのリング、百花繚乱のレジェンドを前に臆することなく爆発したムタのプロレス脳。
代理人武藤と同い歳なのだとしたら当時のムタは弱冠27歳。未来のレジェンドの片鱗を見せ付ける超ハイレベルなアドリブ芸でした。