PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」6日前のメンフィス大会。
WWEタイトル挑戦を控えた超銀盤戦士・スティングがRAWで初めての試合を迎えました。
かつての仇敵「WCWマンデー・ナイトロ(MondayNitro) 」のトップスターを、ついに「マンデー・ナイト・ロウ(MondayNight RAW)」のド真ん中へと引き摺り出したマッチメイカー・トリプルH。
そのドヤ顔はいつもより3割4割増し。歴史的瞬間を待つメンフィスの客席へ熱いアジテーションをブチ上げました。
トリプルHがドヤ顔なもう一つのワケは、最強の大巨人ビッグショーを対戦相手として登用したから。
このマッチメイクはあくまでもスティング潰しが目的であり子飼いのWWE&US2冠王・セスロリンズをサポートするためのものとなります。
こうして始まったメイン戦はロリンズ→シナの順に乱入劇が勃発してゴチャゴチャの有耶無耶状態に。
そしてこれを受けたマッチメイカー・トリプルHがみんな一緒の2vs2タッグ戦を決定。スティングのRAWデビュー戦は「シナ&スティング」の夢タッグ実現という豪華なオマケが付きました。
スティングのサソリ固めでロリンズがタップアウト負けというのがこの豪華オマケ戦の顛末。ロリンズ側としては本番6日前に潰しておくつもりがあえなく返り討ちを食らった事となります。
これが超大物スティングの使い方として正しいのかはよく分かりませんが、PPV直前のアオりとしてはにぎやかで良かったんじゃないでしょうか。
<メモ>
- ベラ姉がインチキ防衛でディーバ王座在位期間の新記録を樹立
- サマーレイ、ジグラーからのプレゼントを受け取るという背信行為