PPV直前のリッチモンド大会。
「デタント」と銘打たれた米露二国間緊張緩和協議が開催されました。
対話のテーブルについたのは、退役軍人の極右オヤジ・ゼブコルター(withジャックスワガー)とプーチン大統領を崇拝する大ロシア主義・ラナ嬢(withルセフ) の2人。
ここ最近イデオロギー闘争を激化させている両者。やっぱり緊張緩和とはかけ離れた米露罵倒合戦となってしまいました。
武力で世界秩序を乱しているとしてアメリカに謝罪を要求するラナ嬢。
この傲慢な暴論にはゼブコルターのみならず会場のお客さんも激昂。渾身の「U.S.A」連呼で極右コンビと愛国共闘を展開します。
もはや様式美とも言えるWWEの米露抗争。
しかしそんな麗しの世界観を揺るがすリアル案件が、この時すでに秒読み段階に迫っていました…。
今回RAWの開催は現地時間7/14月曜日で、例のマレーシア航空事件は7/17木曜日に勃発。
ということは、両軍が激突する週末日曜日のPPV「バトルグラウンド」は”事件後”の開催となります。
NYの上場企業が究極の不謹慎アングルを貫き通すのか?
ラナ嬢も含めたWWEの度胸と覚悟が試されます。
<メモ>
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