録画した日〔2012/10/23:チャンネルNECO〕
憎っくきアステカイザーの正体を掴めないヒール軍・ブラックミスト。
打開策として、なんとNETテレビ(現・テレビ朝日)の放送を”電波ジャック”。見えない敵への公開宣戦布告をブチ上げます。
ヒール軍に電波ジャックされてしまったのは、よりによって看板番組「ワールドプロレスリング」。
暗くて粗くて短い映像なので詳細の確認はできないのですが、対戦カードは「後の虎ハンター」小林邦昭と「後のイス大王」栗栖正伸のシングルマッチのようです。(栗栖はドン荒川にも見えますが…)
後の活躍はともかく、放送当時(昭和51年)の2人は単なるグリーンボーイだったはず。前座レスラーにもスポットを当てる、NETテレビのプロレス熱を感じさせます。
全国のプロレスファンを敵に回す電波ジャックを敢行したのは、ヒール軍サタンデモンと新型サイボーグ・アイアンバスター。
しかし、このTV公開捜査でアステカイザー捕獲はならず。次の一手として、アステカイザー生みの親・速水博士ファミリーを誘拐する暴挙に打って出ます。
誘拐された博士ファミリーはアステカイザーが無事救出。まあそんな事よりも、第1話以来久々に登場した「プロレスラー」が今回のメインでしょう。
私としては、新日プロ勢が登場すれば大満足で気持ちも高揚。
フィニッシュムーブアニメ化のクソ仕様も、アバンギャルドな芸術作品に見えてきます。
オープニングの数十秒間とはいえ、とりあえずプロレス回帰したクソガキ向け特撮。
ヘッポコ記者・大泉滉に撃沈されるヒール軍など問題点も多々ありますが、もうしばらくは見守り続けたいと思います。