PPV「エクストリーム・ルールズ」から一夜明けたグリーンベイ大会。
WWE王者・セスロリンズの増長はこの日も止まりません。
「結果的に」という前置きは必要でしょうが、前夜のベルト防衛劇においてもやっぱりケインに助けてもらったロリンズ。
しかし例によって感謝や敬意の姿勢はゼロ。全ては自分の実力であると殊更に主張しました。
この日もトリプルH夫妻欠勤によりリング内外全権を掌握しており、ノセたり落としたりの対応にも余裕が感じられます。
この内輪揉め最中に登場したのはオートンとレインズ。それぞれロリンズにやり込められている2人は早急なリマッチを要求します。
ちなみにオートンは前夜の「RKO禁止」関連の状況整理も訴えるべきなのですが踏み込んでの言及は無し。レインズを交えての新たなストーリー作りが優先なのでしょう。
3人による丁々発止の論戦を受けたケインはさっそく強権発動。
オートンとレインズにタッグを組ませ、ロリンズの相方は自らが務めるという波乱必至のメイン戦をブチ上げました。
そしてこのメイン戦より重要度が高かったのが次回PPVにおける王座戦カード決定案件。
ここでケインが発した強権は、ガバガバ集計ロジックでおなじみの「WWE公式アプリ投票」にその決定を委ねるというものでした。
3人の運命を握るこれまたガバガバな投票対象は以下の3択。
- ロリンズvsレインズ
- ロリンズvsオートン
- 3人ひとまとめでトリプルスレッド戦
ポイントはRoad to WrestleManiaでゴリ押し失敗したレインズの仕切り直し参戦ですが、客席ではこの日も何となくブーイングが燻ってる感じ。
本番を盛り上げるためにも、ここは全社一丸でリカバリしてほしいところです。
<メモ>
- 由緒あるトーナメント「King of the Ring」が微妙なメンバーで唐突に復活
- ワイアットが弟・ボーダラスと試合した直後のライバックを急襲
- PPVを病欠したダニエルブライアンの絡みで、嫁のベラ妹が何となくベビーフェイス化
- ファンダンゴに捨てられたローザメンデスが、同類のバカ・アダムローズに急接近