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2015/02/15

WWE NXT #262

録画した日〔2015/2/13:JSPORTS3〕

WWE2軍で切磋琢磨を続けるヒデオイタミ(元・KENTA)とフィンベイラー(元・プリンスデヴィット)。
入団からもうすぐ半年になるこの同期2人が、今回シングル一騎打ちを迎えました。
親友同士というギミックのヒデオとフィンが対戦するワケは「NXT王座第一挑戦者決定トーナメント」で同組セミファイナルに勝ち残ったから。
勝った方が決勝進出。つまり結果によって明と暗がはっきり分かれる重要な一戦となります。
体に染み付いたジャパニーズスタイルで序盤戦を組み立てる両雄。
WWE的にはあまり好ましくないムーブかもしれませんが、2軍戦に足を運ぶような現地の濃厚マニア連中はこういうのが大好き。「RAWよりすげえ」と嬉しいチャントをカマしてくれました。
こんな感じで現地マニア連中からの声援は両者だいたい同じなのですが、動きのキレとかメリハリではフィンがヒデオを圧倒してる感じ。
全方位全角度でのアピールが必要なエンタメプロレスではビジュアルとインパクトがとにかく大事です。
試合はフィンがトップロープからのフットスタンプで勝利。次回2時間特番(ただし日本放送はない模樣)で行われる決勝戦へ駒を進めました。
これは1軍であれば些細な勝ち負けですが、ステップアップだけが目標の2軍ではけっこう残酷なアングルと言えます。
敗れたヒデオは残念ながらここで小休止。WWE公式サイトによるとバックステージでチャラいスマホ男との因縁が勃発したとか…。
言葉の壁などハンデの多いジャパニーズですが、安易にニンジャやサムライに化けることなく1軍昇格を目指してほしいところです。
「あえて」としか言い様がないこのタイミング(=決勝ではなく準決勝)でのシングル戦。WWEはヒデオとフィンをセットで売らないという事でしょう。
ひとまずここは、フィンのトーナメント優勝と「一抜け」のステップアップを期待するべきなのかもしれません。