Authority復権により窮地に立たされているジョンシナ。
今回のニューオーリンズ大会でも様々な試練が待ち受けていました。
オープニングに組まれたのは仇敵・セスロリンズとのランバージャック戦。
勝ったらクビ3選手(ジグラー、ライバック、動物のお面)が即復帰という願ってもない条件が賭けられました。
しかし当然ながらランバージャック要員は全員Authority軍のヒール連中。ハナッからシナに勝ち目はありません。
はたして大巨人ビッグショーの場外メガトンパンチ(WMD)に轟沈したシナ。
どこまでも真っ直ぐな正義漢にとっては、その肉体的ダメージよりも仲間を救えなかったという精神的ダメージの方が重くのし掛かっているようです。
この日のメインは「ロイヤルランブル」で行われる三つ巴WWE王座戦の調印式。
オープニングで罠を仕掛けたトリプルHはここでもマイク爆弾を次々投下。シナ=身勝手な裏切り者という執拗なネガキャンを展開しました。
そんなCOOの庇護を受けたセスロリンズは小物っぷり満点でシナをバッシング。
そしてここで特筆すべきはロリンズが王者レスナーにも毒を吐いた事。これにより当日のアングルは1vs1vs1の純粋な三つ巴になる様相です。
絶賛増長中のロリンズは調印式恒例の大乱闘でも主役に。なんとシナ+レスナーに必殺カーブストンプをカチ食らわせました。
めずらしく結末が想像できない王座戦。
勝ったとしてもレッスルマニアまでの“つなぎ”になる可能性が大ですが、とりあえずシナの復権に期待をしたいと思います。
<メモ>
- 天龍の宿敵ランディサベージが殿堂入り
- ホーガン、フレアー、HBKマイケルズ、スコットホールが次回RAWに参戦
- ブライアン復帰戦(=次回スマックダウン)の相手はケインに決定