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2014/10/08

WWE PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ 2014」

録画した日〔2014/10/2:スカチャン1〕

WWEのタイトル戦が全部行われるというコンセプトのPPV。
メインはサマースラムの再戦・レスナーvsシナでした。
前回は16発のジャーマンを食らって完敗したシナ。圧倒的不利の下馬評を覆すべく、気迫充満背水の陣でリングのド真ん中に立ちました。
なお今回レスナーを下せば通算16度目の戴冠。あのネイチャーボーイ・フレアーの記録に並ぶ事となります。
16発とまではいかないものの、4発のAAとSTFを炸裂させレスナーを追い込むシナ。
スポット参戦の高給パートタイマーから巡業で看板を張るハードワーカーへ。しかるべき場所にベルトが戻るものと思われたのですが…。
STF真っ最中に乱入してきたのは権力者サイドのセスロリンズ。手にはマネーインザバンクのカバンがあります。
そのカバンでシナをブン殴って蹴散らしたロリンズは、なんとレスナー相手にマネー権の行使をブチ上げました。
マネー権行使はシナが阻止したものの、王座戦はロリンズのせいで反則決着に。ベルトはレスナーが持ったままとなりました。
未遂とはいえ猛獣・レスナーにちょっかい出したロリンズは今後無事なのでしょうか。翌日のRAWに注目です。
なお、そのナナメ上を行くシナvsロリンズの抗争だけは勘弁してほしいところです。

①タッグ王座戦:ウーソズvsローデス兄弟
やっつけの迷走ギミックと思われた「宇宙兄弟」がまさかの王座奪取。
なにげに長期政権でなにげに名勝負製造マシンだったウーソズ兄弟が引き続き第一線に留まれるように祈りたいと思います。

②US王座戦:シェイマスvsセザーロ
アイルランドvsスイスというUSA要素ゼロのUSタイトルマッチは、シェイマスが必殺のブローグキックで王座防衛。
試合は白熱の好勝負。「可もなく不可もなく」的なポジションに居るのがもったいない2人です。

③IC王座戦:ドルフジグラーvsミズ
R・トゥルース(R・ジグラー)、ダミアンサンドウ(ダミアンミズドゥ)と、それぞれパッとしない影武者を従えてのICタイトルマッチ。
タイツを掴んでの王道インチキフォールでミズがベルトを奪還しました。

④セスロリンズvsアンブローズ(ローマンレインズの代わり)
ローマンレインズがヘルニア手術で欠場という緊急ガチ事案が勃発。
ここに休暇中だったアンブローズが乱入してロリンズと大乱闘。さらにトリプルHも参戦しお客さんは大満足。これぞ転んでもただじゃ起きないWWEイズムです。

⑤マークヘンリーvsルセフ
リリアンガルシア嬢による試合前の国歌斉唱で感極まって号泣したヘンリー。しかしその気合も空回りで、ルセフのアコレード(キャメルクラッチ)に無念の轟沈を喫してしまいました。
ルセフのためにも対ロシア「OneMoreMatch」をブチ上げてほしいものです。

⑥クリスジェリコvsランディオートン
「そういえばやってたっけ?」といった感の因縁抗争は、毒蛇ランディオートンが空中捕獲式RKOでジェリコから白星GET。
ジェリコのバンド活動同様、やや先の見えない両者間です。

⑦ディーバ王座戦:ペイジvsAJリーvsベラ姉妹のワルい方
3人ともヒールポジションという異色の三つ巴戦は、AJリーがベラを場外KOしてペイジからタップアウトという完全勝利。
王座陥落のペイジは、サイコキャラに一層の磨きをかけるのでしょう。