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2015/04/21

WWE NXT #272

録画した日〔2015/4/17:JSPORTS3〕

知らないうちに(?)レッスルマニア参戦を果たしていたヒデオイタミ。
そこに至る経緯と本番当日のドキュメントが紹介されました。
業界最高峰のスケールに圧倒されるデビュー半年のルーキー。
ハイヤーで会場入りという「Superstar」にふさわしい待遇でしたが、ここで満足せず“Limousine riding!!”を連呼するステージまで到達してほしいものです。
今回イタミが参戦したのは「アンドレ杯バトルロイヤル」。本番3日前に開催されたトーナメントを制し“NXT代表”として臨む晴れ舞台です。
ちなみに決勝の相手は同期生フィンベイラー(=プリンスデヴィット)。現状、王座戦線では後塵を拝していますがレッスルマニア出場では先を越した事になります。
トーナメントのバックステージでは大ボス・トリプルH&殿堂者・ドラゴン藤波というビッグな2ショットがイタミをお出迎え。
悪のCOO・トリプルHもここでは頼れるプロジェクトマネージャー。TVショーで連日展開されるブラック企業っぷりは微塵もないポジティブな雰囲気の職場です。
こうして急転直下でスタートしたRoad To WrestleMania。
このチャンスを逃すものかとばかりに、イタミは本番2日前のサンノゼ大学大会でついにフィニッシュムーブ「GTS=go 2 sleep」を解禁しました(相手は軽薄スマホ野郎・ブリーズ)。
イタミ版GTSは超人ホーガンらビッグネームのお墨付きもGET。
そもそも元祖はKENTA=イタミなので臆することはなかったのですが、とにもかくにもこれで試合運びに幅が広がるはず。これはある意味レッスルマニア出場よりも重要なブレークスルーだと言えるでしょう。
なお、肝心のアンドレ杯本番は優勝者ビッグショーのポイ捨てを食らって無念の脱落。
PPV番組ではカットされたこの30人バトルロイヤル、1.5軍&2軍の寄せ集めとしか思っていませんでしたが、イタミというフィルターを通して見ると十人十色のヒューマンドラマ、苦労話の寄せ集めでもあるのだと再認識です。
ドキュメント放送時間はだいたい10分ぐらいで、登場するレスラー連中は皆んなイイ奴。
数時間後にWWE王座を奪取する小悪党・セスロリンズもここでは束の間のベビーターン。大本営製作なので当たり前ではありますが、異国で頑張るルーキーとのやり取りはとても心温まるものでした。
JSPORTS以外チェックしない私にとってはあまりに唐突なヒデオイタミ祭り。
WWEの場合これが最初で最後のプッシュということも往々にしてあるので、GTSを切り札に何とか食らいついて行ってほしいところです。